NetVista M42 Slim のケースファン交換

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Webサーバーというのは、24H、365日稼働します。 年間8,760時間ですね。
2006年 8月 4日から稼働している NetVista ですが、1297日(31,128時間)稼働していることになります。 おそらく事務用PCの3年リース上がりの中古だと思いますので、実際には40,000時間以上になるのでしょう。
それでもCPU、電源、ケースの各ファンから異音がするなんてことがないのは、さすがIBM(Lenovoではありません)製といったところです。

Mini-ITX化で 最新のAtomマシンに生まれ変わった NetVista M42 Slim (6290-14J)ですが、電源投入直後はケースファンがものすごい勢いで回転します。 これは元々はCPUファン用に用意されているコネクタに、ケースファンを接続しているせいかもしれません(D510MOはCPUファンレス)。

ブートしてからだんだんと回転数は落ちて、稼働中は静かになるのですが、もうちょっと静かだといいのにね。
そこでケースファンを、もっと回転数の低い静音タイプに変更してみようと考えました。


昨日、内科に行ったあと川越のソフマップに寄って、ケースファンを物色しました。 こればかりは実際に回して音を確かめないと判断できませんからね。

店内はやたらアナウンスとかが煩いですが、Scytheの KAMA FLOW2 SP0825FDB12L(80mm 1400rpm)と、XINRUILIANの X-FAN RDL8025SL(80mm 1600rpm)をチョイスしました。
2個買ったのは、デスクトップ機の方も交換しようと思ったからです。


帰宅して、いざ交換しようとしたら、なんと 6290 のケースファンの方が一回り小さいではありませんか。 60mmってことはないから80mmのを買ってきたのですが、どうやら70mmだったようです。
仕方なく、本日また川越まで返品&買い直しに行ってきました。

店頭にあった70mmのケースファンは1種類だけ。 それも1個しかありませんでした。

とりあえずこれを買って帰りました。

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期待寿命が40℃の環境で60,000時間だそうです。 他のファンでは、13万時間をうたうものもありました。 果たしてどれだけ持ってくれるでしょうか?

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6290 の純正ケースファンとの比較。 大きさは70mmでよかったみたいです。

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でも厚みが全然違います。 純正ファンは15mm、CFZ-70Sは25mmです。 純正が薄型なのはわかってましたが、問題なかろうと判断しました。

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6290のケースファンは、ブラケット側がねじ穴になっていて、M3X18のねじで固定されています。 ファンの厚みが増えると、ねじの長さが足りなくなりそうだったので、ファンと一緒に長いねじ(M3X35)を買ってありました。

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ところがこのねじが逆に長すぎて、そのまま固定するとケースカバーと干渉します。 とりあえず写真のようにしてみましたが、スリムDVDの電源コネクタに近いし、下側の一角はM/Bの部品と干渉するので締め付けられず。
これはブラケット側の穴を5.5mm程度に拡大して、ブラケット側からファン用タッピングねじで固定した方がいいでしょうね。 時間ができたらやってみます。


ファン交換の効果ですが、電源投入直後の騒音は明らかに低下しました。 安定後の音は、かえって電源ファンの音が目立つような気がします。 最近は40mmのファンも売ってますから、いずれ電源ファンも交換することになるかもしれませんね。