三菱自動車は、2014年頃をめどに商品全体で活用するプラットホーム(車台)数を半減させることを目指す。中長期のコスト低減策の柱として改めて強化するもので、現状で12種類ある車台数を6種類に集約する。中長期の商品計画に合わせて推進し、1プラットホーム当たりの販売台数(平均)を最低でも2倍以上に引き上げる考えだ。部品共通化による原価低減や量産効果を追求し、「車両の仕向け地やクラスを問わずに最低価格の引き下げに取り組む」(同社首脳)考えだ。
三菱自は、05年度から07年度にかけて実施した中期経営計画「三菱自動車再生計画」に合わせて、商品構成の絞り込みや車台数の削減に着手。当初は15種類あったプラットホームを07年度末までに3種類減らした。また05年に発売した「アウトランダー」から新規導入したCプラットホームについては「ギャランフォルティス」「RVR」などにも採用を拡大。部品共通化による原価低減や、量産効果の向上で効果を上げるなど、一部のセグメントにおいては開発・生産の効率化が進んでいる。
えー、確か2006年に「4年間で車台数を14から6にする」と言ってませんでしたっけ? 結局2006年から2つしか減ってないってことですね。