ガスボンベ使用の発電機 ホンダが発売(産経新聞) - Yahoo!ニュース
ホンダは25日、市販のカセットコンロ用ガスボンベを装填(そうてん)して使用する発電機「enepo(エネポ)」を発表した。アウトドアを楽しむ人が、野外で電気を使う際に使用するなどの需要を見込む。価格は10万4790円で、5月13日に発売する。
操作が簡単なのが最大の特徴で、ガスボンベを2個装填(そうてん)してスイッチを入れ、ロープを引くだけで発電が始まる。また、スーツケースのように折りたたみ式のハンドルと車輪がついているため、持ち運びも容易だ。ホンダは「発電機を身近な製品として認識していただくために、使いやすさを追求した」と強調する。
自分もカセットガスを利用するキャンプ用ストーブを使っていますが、コンビニはもちろん山奥の雑貨店でも売っているので、入手性は間違いなくいいです。
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ホンダ ガスパワー発電機:開発の背景とターゲット市場(レスポンス) - Yahoo!ニュース
ホンダが、小型発電機について市場調査を行ったところ、不満要因の第1位に「移動・保管のしにくさ」、第2位が「騒音」、第3位が「燃料の保管と補給」であるという結果を得た。とくに、この上位3位で全体の90%以上を占めていた。つまり、これらを克服すれば、家庭用発電機の新しい市場が広がる可能性があるとホンダは見たわけだ。
ホンダでは、これらの不満点を改善するため、発電機にガソリンエンジンではない、ガスパワーエンジンを採用した。ガソリンはガソリンスタンドに携行缶を持ってゆき購入しなければならず、保管も面倒であり、保管する量によっては法的な規制も受ける。ガスボンベなら、家庭内でも物置などに普通にストックできる。移動については、ホイールつきバッグのように引きずることができるキャリーハンドルとホイールを取り付けたデザインとした。従量は20kg弱と軽くはないが、ホイールで転がせば移動は楽になる。
カセットコンロのガスボンベは、発電機の動作時間で考えるとガソリンよりランニングコストが極端に安くはないが、使用頻度がそれほど高くない家庭での利用を考えると、保管や操作性の面で、ボンベ式のガスパワーに軍配があがるだろう。
いつかは燃料電池を使った、ポータブル発電機が発売される時代がくるのでしょうね。
ホンダ ガスパワー発電機:カセットは逆向き、並列運転も可能(レスポンス) - Yahoo!ニュース
ボンベの装着は、原理や操作はカセットコンロとほぼ同じだ。本体上部のカバーを持ちあげ、内部の装着レバーを「開放」にしておく。この状態でボンベを2本差し込むのだが、カセットコンロとの違いは、ボンベにある「切り欠き」の位置だ。カセットコンロでは、ノズルの付け根にある「切り欠き」を上にして装着するが、エネポでは下向きにセットする。正しくセットできれば、装着レバーを固定方向にスライドさせることができる。
なぜ、下向きにするかというと、通常のカセットコンロはボンベの中のガスを気体の状態で取り出している。そのため、中のノズルが上方向になるようにセットする必要があり、「切り欠き」で上下方向がわかるようになっている。しかし、気体取り出しでは、ボンベの中は気化熱が奪われ温度が低下するので、気化を維持するためバーナーの熱をヒートパネルに誘導してボンベを加熱しておく必要があるのだ。
エネポは、ガスを液体取り出しとしているため、逆方向の下向きにセットする。
そうそう。 寒い朝だとボンベが冷えて、火力が弱くなっちゃうんですよね。 でも逆向きで最後まで使いきれるのかしら?