トヨタ、米の制裁金受け入れ方針 「欠陥隠し」は否定

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asahi.com(朝日新聞社):トヨタ、米の制裁金受け入れ方針 「欠陥隠し」は否定 - ビジネス・経済

 トヨタ社内には、「報告が遅れたのは、組織間の連絡体制に不備があったからで、欠陥隠しなどの法律違反はしていない」として、受け入れに反対する意見もある。だが、異議を申し立てて訴訟に発展すれば、トヨタのイメージがさらに低下し、販売に悪影響を及ぼす可能性が高い。早期に事態を収拾するには、受け入れはやむを得ないと判断した模様だ。
 
ただ、「欠陥隠し」を認めれば、品質問題で中古車価格が下がったなどとして100件以上起こっている集団訴訟で不利になる恐れもある。NHTSAはフロアマットにアクセルペダルが引っかかる別のリコールについても、制裁金の検討をしているだけに、安易な妥協はできない。
 
そのため、トヨタは違法行為がなかったとの考えを対外的に表明するなどの方法がとれるよう、米運輸省側に働きかけているものとみられる。

トヨタとしては「故意ではない」と主張したいのでしょうが、日本的な玉虫色の決着は難しいのではないでしょうかね。