自動車各社、燃費性能向上へ軽量化を推進

自動車メーカー各社、燃費性能向上へ軽量化―ハイテン材採用で推進|GAZOO.com

日産は高強度のハイテン材の採用拡大や、車体構造の簡素化などを中心に軽量化の目標を達成する方針。現行車はモデルチェンジなどで装備が増え05年に比べ重量が増加している。このため05年比15%の軽量化目標を達成するには、現行に比べ30%程度の軽量化が必要としている。
新興国で生産する車種も含め幅広い車種でハイテン材の採用拡大を図るほか、超高張力の980メガパスカル級のハイテン材を効果的に使い全体の軽量化につなげる。シミュレーション技術も駆使しボディー構造の簡素化を進める。
 
富士重は14年に100キログラム以上の軽量化を目指す。環境対応やIT(情報技術)化などのための装備増加分があるため、同じ仕様・装備で比較すると、現行比で約200キログラム軽くする。アルミなどに比べ低コストで価格が安定したハイテン材の採用を拡大するほか、設計見直しなどによる材料使用量の低減で原価低減の効果も創出する。

ホワイトボディー自体の重さは200~300kg程度のものですから、15%軽くしたってたかが知れているんですよね。 スーパーハイテンを使ったとしても、30%は厳しいです。

やっぱりシートや内装、ハーネスなんかを軽くしていかないとダメだと思います。 そうやってコストをかけて100kg軽量化したとしても、燃費改善は5%程度なんですが。