落雷でキノコの収穫量が増加(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - Yahoo!ニュース
日本では古くから落雷でキノコが豊作になるという言い伝えが信じられており、農家は農地への嵐の到来を歓迎してきた。そして現在、この伝承に科学的根拠を与える研究が進んでいる。日本食に欠かせない食材であるキノコは、実際に落雷によって数が増えるという。(中略)
最新の実験の結果、稲妻と同等の強さの電気的刺激を与えると、ある種のキノコは従来の栽培法に比べて収穫量が2倍以上になることがわかった。
「今までに10種類のキノコで実験し、8種類で効果が確認された。最も効果が高かったのはシイタケとナメコで、食用ではないが東洋医学の一部で使われるレイシ(マンネンタケ)でも実験を行った」と、岩手大学工学部准教授の高木浩一氏は話す。
最近は工場で栽培されるキノコが大半ですが、この技術を使えばもっと効率的に栽培できるようになるのかもしれませんね。