ホンダで品質管理業務を行なっていた方が、定年後に書いた本です。 2005年の出版ですが、手元にあるのは2007年の第5刷ということですから、それなりに売れたのでしょう。
生産ラインでは不良、不具合がつきものですが、それらをモグラ叩きするだけでは、体質は改善されません。 とはいえ、特効薬というのがあるわけでもなく 、当たり前のことを地道に積み重ねていくしかない訳です。
マレーシア支援をやっているときに、駐在員の方が現地スタッフを叱り飛ばし、ときには諭して考えさせながら、品質トラブルに対応していました。
自分はライン経験がないので、こういう泥臭い経験談は参考になります。
「ケタ違い」ではなく「段違い」にしてあるのは、”あえて”かな?