富士重、NOX浄化装置なしで「ユーロ6」対応ディーゼル開発

富士重、「ユーロ6」対応のディーゼルエンジン技術開発:日刊工業新聞

富士重工業は窒素酸化物(NOX)浄化装置を追加せず、欧州の次期排出ガス規制「ユーロ6」に対応するディーゼルエンジン技術を開発した。現行のディーゼルに比べたコスト上昇を最小限に抑えられる見通し。(中略)
 
ユーロ6は14年に発効予定。富士重はこれまでに、尿素SCR(選択還元触媒)やNOX吸蔵触媒(LNT)の活用を検討したが、燃焼技術の改良や排出ガス再循環装置(EGR)の導入率引き上げ、過給効率の向上、コモンレール(電子燃料噴射装置)の高圧化などでクリアできたという。

ホンダが一時、尿素SCRを使わないクリーンディーゼルの開発に目処が立ったと発表しましたが、富士重がやってくるとは驚きですね。
ULEVが当たり前になったのと同じように、NOXの後処理なしでクリーンというのが普通になるのでしょうか。