トヨタ、北米向けSUV生産を九州から米インディアナに移管

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トヨタ、SUVの北米向け生産を九州から米インディアナに移管:日刊工業新聞

トヨタ自動車はトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)で生産するスポーツ多目的車(SUV)「ハイランダー」の北米向け生産を8月に米インディアナ工場(インディアナ州)に移管する。5月に打ち出した生産体制再構築の一環。輸出専用車を現地生産に切り替えることで、為替変動の影響を受けにくい収益構造を構築する。国内で生産する小型車「カローラ」などの輸出向けも海外シフトを加速する方針だ。
 
トヨタ九州ではハイランダーを月間3000台強生産し、北米と豪州向けに輸出している。8月の一部改良で、北米向けの同2000台強をインディアナ工場に移管する。同工場は2009年にハイランダーの生産を始めた。豪州向けの生産はトヨタ九州で続ける。移管後のトヨタ九州に新しい車種を投入するかは未定。
 
09年度のトヨタの国内生産台数は320万台で、このうち輸出が164万台と半分を占めた。

もともとトヨタは北米での現地生産比率が5割前後と、ホンダ(約8割)と比べて低いのですが、円高の固定化もあって現地生産に切り替えるのですね。
トヨタ九州は生産の大半が輸出向けだったと思いますが、どうするんでしょうね?