遅れた感染症対策、成人T細胞白血病(ATL)

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縄文のウイルス:遅れた感染症対策/上 闘病の浅野前宮城県知事「母さんは悪くない」 - 毎日jp(毎日新聞)

テレビのコメンテーターなどとして活躍していた浅野史郎・前宮城県知事(62)が、メディアから姿を消した。ウイルス感染で発症する成人T細胞白血病(ATL)というがんを患っていたのだ。通常の白血病と異なり、有効な治療法は確立されていない。もともとは九州・沖縄に多く「地域的な問題」とされていたが、ウイルスを持つ人(キャリアー)が全国に広がっている。その数は推定で108万人で、浅野さんはその一人だった。(中略)
 
九州に縁はないが、05年に受けた献血の際の検査でキャリアーと判明した。あまり気に留めなかったが、その後、母が検査でキャリアーだと分かった。(中略)
 
ウイルスは主に母乳を通じて母から子へ感染する。浅野さんも母乳感染のようだ。感染が分かると多くの親は罪の意識を感じる。浅野さんは静かに話す。
 
「母も『ごめんね』って言うわけですよ。でも、ウイルスも発見されていなかった60年も前のことです」。だから母にこう答える。
 
「気持ちは分かるけど母さんは何も悪くない。もう言うな」
 
一方で、患者として切実に思うことがある。「いまは感染を回避する手段があるのだから」

生まれてこのかた献血とかしたことがないのでわからないんですが、自分もウイルス持ってても不思議じゃないな。 でも母乳では育ってないので、母から感染はしてないと思うけど。

妊婦の方は出産前にぜひ検査を受けて、赤ちゃんにうつさないようにして頂いた方がよいかと。