ゆとりちゃんの正しい指導法 「五反田理論」とは?

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なるほど。私が後輩への教育という点で学んだことの1つに、“五反田理論”というものがあります。ご存知ですか?
 
――知りません。何ですかそれ?
 
例えば、会社から五反田に行く用事があったとします。常識的に考えて、別に五反田への行き方を教える必要はないと思われるかもしれません。だけど、最初にインターネットの路線検索などの使い方を丁寧に説明させます。かかる交通費、所要時間などを比べて、どのルートで行くのが適切なのかの判断方法を一から十まで教えます。
 
―かなり丁寧に教えますね。僕なら「五反田に行ってくれ」って言うだけだと思います。そこまで教えた方が良いですか?
 
そのあと、六本木に行ってほしいときがあったとします。その時は何も言いません。すると新人は自ら路線検索を使って最適な方法を考えます。最初は丁寧すぎるほど一から十まで説明して、その後は何も説明しない。これが五反田理論です。最初は手間ですが、結果的には効率的に「自分で物事を対処する能力」を身につけていけると思います。

そうなんだけど、教えられたこと以外は出来ないのなら、最終的には業務の全てにおいて「一から十まで説明」することになりますね。

アメリカなんかはマニュアル主義で、「作業標準に書いてないこと以外はやらない」のですが、日本もそうなってくるんでしょうね。 アメリカ人はシステマチックな思考が得意なのか、それは見事なマニュアルを書いてくるのですが、日本人はどちらかというとマニュアル作成は苦手な気がします。