ロッテと中日の勝敗を分けたもの

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ロッテと中日の勝敗を分けたもの。史上稀に見る持久戦の真実とは? - Number Web : ナンバー

ロッテは第6戦を分けたことで、第7戦は渡辺を温存し、第8戦に中5日でぶつけるという手も考えられた。だが、ロッテは1戦たりとて負けることなど考えてはいなかった。「自分たちのグラウンドで胴上げすることが、ファンへの恩返しになる」と西村監督は語っていたが、第5戦までに千葉マリンスタジアムで決めてやるぐらいのつもりで戦っていた。
 
今シリーズの両チームの差はそこだったのではないか。
 
常に勝つ姿勢を貫いたロッテが4勝2敗1分けだった。そう、全部勝ちに行ったとしても、これぐらいの数字になるのだ。(中略)
 
勝負事は「想定外」が常。ましてや舞台は、日本最高峰の力と力がぶつかる日本シリーズである。
 
落合監督はロッテ優勝が決まった第7戦の試合後に「強さを感じさせなかったこと。それが相手の強さ」と語ったが、誰よりもロッテの強さを実感していたに違いない。必勝体勢で臨んだ第6戦も、第7戦も、中日は勝てなかった。第5戦で落合監督が語った「想定内」というひと言。それが勝敗を分けたような気がしてならない。

中日も落合もキライですが、それでも中日は勝つ義務があると思っていました。 セ・リーグ優勝チームとして、パ・リーグ3位のチームに負けてはダメでしょう。
でも交流戦の戦績が示すとおり、今やパ・リーグ優位は動かしようのない事実のようです。