「好き」と告白してくれる相手を求めるキャリア女性たち：日経ビジネスオンライン
この夏、テレビ東京で『モテキ』（久保ミツロウ作）という漫画がドラマ化された。主人公、藤本幸世は「29歳、派遣社員。恋にヘタレな、最近流行の草食系男子」である。『モテキ』はこの彼女いない歴29年の藤本幸世が、ある日突然、いろいろな女性からデートのお誘いがかかるという「モテ期」を迎えたことからはじまる。
この主人公、モテない期間が長すぎたせいなのか、もともとの性格のせいなのかはわからないが、女性たちのアプローチを逐一、「僕をからかっているだけではないのか」と疑う厄介な癖をかかえている。（中略）
この主人公、デート中に女性から「彼氏、今、いない」と言われても、「良かったらまた誘って」と言われても、何の返事もできない。こんな主人公の態度に女性はデートを終えたあと、「絶対、好きって言わせてやる」と嘆く。
この『モテキ』の女性の嘆きからも分かるように、多くの女性は男性と知り合ってから彼氏彼女の関係に発展するとき、男性から「好き」と言われてつき合いはじめたいのである。（中略）
1986年の男女雇用機会均等法施行以降、日本女性も社会進出を果たすようになった。仕事では積極的に活躍する日本女性でも、結婚に関しては、偶然の「出会い」を待っているのだろう。今でも日本女性は「好き」と告白してくれる男性を理想とする「やまとなでしこ」なのかもしれない。
男性よりも女性の方が、「相手に求められたい」という欲求が強いからね。
ちなみに「モテ期」というのは確かにありますよ。 本人が気づかずに通り過ぎている場合もあったりするので注意が必要です。 チャンスというのは、準備している人しか捕まえられないんですよね。