「学校掃除あんまり要らない気がする」 中学生のツイートに賛否両論 : J-CASTニュース
西田さんは、2010年12月17日夜、
「学校掃除ってあんまり要らない気がする。生徒じゃなくて業者が掃除すれば学校ももっときれいになるのに…」
とツイート。この発言に、多くの反応が寄せられた。
とりわけ多かったのが、掃除の教育的側面を強調するもので、西田さんはこれに否定的だ。例えば「日本の学校掃除は教育の一貫でもあるらしいね」という声には、
「学校掃除に教育効果があるのか甚だ疑問です」
と反論。
また、「精神の教育上、それでは意味が無いんです。誰かがやってくれる的な教育では、正しい心が育たないとは思いませんか?」というツイートには、
「その論には、自分たちが掃除することで『正しい』心が育っている、という前提が必要です。その前提が成立しているかどうかはかなり怪しい」
と反論している。
学校で生徒自身が掃除をするというのは、もちろん教育的側面があるのですが、それは別に「正しい心を育てる」ためではないんだけどね。
エミール・デュルケムが言うように、「大人になったときに営む生活に備えての、純然たる準備練習」なんであって、それ自体に意味はないのです。
そして「やりたくないけど、やらなきゃいけないこと」をサボったら、どんな制裁が待っているかを分からせるためでもあります。
そういうリスクを背負ってでもやりたくないのであれば、やらなくてもいいんじゃない?
それにしてもこの西田くんは早熟だね。 オトナの知識を持ったコドモです。