「iPad 2」発表 より薄く、ホワイトモデルも 日本は3月25日発売 - ITmedia News
iPad 2はデザインを一新し、厚さは最薄部で8.8ミリと、初代iPadの13.4ミリから薄型化。iPhone 4の9.3ミリよりも薄くなっている。初代は表がブラックカラーのモデルのみだったが、ホワイトモデルを追加した。
サイズは241.2(高さ)×185.7(幅)×8.8(厚さ)ミリ。重さはWi-Fi版が601グラム。3G版が613グラム。初代iPad(Wi-Fi版680グラム/3G版730グラム)から軽量化している。(中略)
デュアルコアの「A5プロセッサ」(1GHz)を初めて搭載。CPUで2倍、グラフィックスで9倍高速化しているが、初代iPadのA4プロセッサと同等の消費電力で済むという。バッテリー持続時間は10時間としている。
前面と背面にそれぞれカメラを装備。背面カメラは720p/30fpsの、前面カメラはVGA/30fpsの動画撮影が可能。前面カメラを使えばFaceTimeによるテレビ電話を楽しめる。(中略)
ディスプレイは噂されたRetinaは採用されず、9.7インチ(1024×768ピクセル/132ppi)のIPS液晶パネルを採用している。
もともと iPad 自体が驚くような製品ではありませんでしたが、iPad 2も期待の斜め上を行くようなものではありませんでしたね。
iPad が登場してから1年くらいですが、ハードウェア的には既に Android 陣営にキャッチアップされています。 ソフトウェア的にも8割くらいは追いついているんじゃないかな?
【元麻布春男の週刊PCホットライン】 堅実なアップデートにとどまった「iPad 2」
2月24日の新しいMacBook Proの発表に続いて、Appleは新しいiPad、「iPad 2」の発表を行なった。発表はサンフランシスコで、病気療養中とされるスティーブ・ジョブスCEOも出席する力の入ったものだった。が、発表されたiPad 2が、力の入れ具合に見合うほど革新的なものだったかというと、それはどうも微妙に思える。(中略)
確かにiPad 2は、iPadの正常進化形の製品であり、堅実なアップデートだと思う。が、思った以上に機能的な上乗せが少なかった気がする。ディスプレイサイズも同じでは、初代と使い分ける、という風でもない。2011年はタブレットの年とも言われるが、タブレットデバイスは、想像以上の速さで機能的、デザイン的成熟を迎えつつあるような気がしてならない。果たして、それは良いことなのかどうか、市場の行方がちょっと心配になる。
個人的にはタブレットは電卓みたいな存在になると思うな。