ホンダ 二輪車生産400万台拡大、1800万台体制へ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

ホンダ 二輪車生産400万台拡大へ 25年前半までに (産経新聞) - Yahoo!ニュース

ホンダが世界の二輪車生産能力を平成25年前半までに、現行の約26%増の年1800万台まで拡大する。インドやインドネシアで新工場を建設するほか、ブラジルやベトナムなどでは既存の工場の能力増強を図る。新興国では二輪車需要が依然、旺盛なことに対応する。総投資額は明らかにしていないが、600億円規模になるとみられる。
 
二輪世界最大手のホンダは、22年半ばには年間1900万台の生産能力を持っていた。しかし、昨年末にインドの二輪最大手との合弁を解消したことから、約500万台分の生産能力を失った。
 
このため、インドを含めた世界での二輪車事業の再強化策を検討しており、今回各国で増産計画をまとめ、約400万台分を積み上げる。

ヒーローとの合弁解消って、そんな大きなインパクトだったんだね。 2輪事業の1/4以上を失うことになるわけですから、相当な決断です。
「もうこいつらとはビジネスできない」と思わせる、よっぽどの事情があったんでしょうね。

ホンダ、二輪生産13年に1800万台体制 合弁解消分を穴埋め (フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

インドでは5月に、全額出資の二輪車生産・販売子会社ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディア(HMSI)がデリー郊外の既存工場の能力増強に加え、インド南部のバンガロール郊外に新工場を建設することを決定。年産160万台の生産能力を13年前半までに400万台に拡大し、現地需要に対する合弁解消の影響を軽減する手を打った。
 
また、年内にはインドネシアでも年産50万台の新工場を稼働させるほか、ベトナムでも年産能力を約3割増の200万台に増強する。
 
これに続き今回、フィリピンの年産能力を10万台増の60万台、マレーシアを5万台増の30万台にそれぞれ引き上げる増産投資に着手することで、自由貿易協定(FTA)を結ぶインド・ASEAN(東南アジア諸国連合)の経済圏でみると、合弁解消分の穴埋めにも、ほぼめどがつく形だ。(中略)
 
総投資額は600億円規模に膨らむ見通しだが、東日本大震災の影響で四輪車事業が苦戦する中、11年3月期の営業利益が前期比2.4倍の1385億円と大幅に伸びた二輪車事業の一段の強化で、収益を下支えする構えだ。

ベトナムも伸びていますね。 今はタイ製からインドネシア製部品へ切り替えていますが、そのうちベトナム製も幅をきかせてきそうです。

「XRM」のフィリピンも元気ですし、マレーシアの文秀ホンダも堅調みたいです。 「EX-5」はどうするんだろう?


インドの二輪生産、年1千万台に拡大へ…ホンダ (読売新聞) - Yahoo!ニュース

ホンダは21日、経済成長が著しいインドでの二輪車の現地生産を今後10年間で約6倍の年間1000万台に拡大する方針を明らかにした。
 
2013年までに2工場を新設し、その後も2年ごとに工場を新設する方針で、総投資額は500億円に達するとみられる。
 
ホンダは、日本などの先進国では排気量400cc以上、価格は40万円以上の高付加価値二輪車を製造・販売し、新興国では排気量100~150ccで価格は10万円前後の廉価版の二輪車を手がける方針を打ち出している。インドの体制強化はこの一環で、インドでのシェア(占有率)は、現在の14%程度から5割に引き上げることを目指す。
 
インドの二輪車市場は所得水準の向上などで、10年の1132万台から、20年には2000万~2500万台に膨らむと予想されている。

市場が倍以上に伸びるんだから、古い工場なんかヒーローにくれてやるということなのかもしれないね。