「やらせメール」 九電・副社長が関与

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「よろしく頼む」原子力部門2トップ指示 - 社会ニュース : nikkansports.com

今回の問題を受けて、出張先の海外から急きょ帰国した松尾新吾会長は8日、元副社長が、6月26日に放送された「説明番組」について、「国の説明番組を支援、協力してやれ」と番組の周知を部下に指示していたことを明らかにした。メールを作成した課長級の男性社員には、原子力管理部長(執行役員)が直接指示していた。(中略)
 
元副社長、元常務は、同社の原子力部門の2トップで、先月28日の株主総会後に退任。現在は子会社の社長だ。特に元副社長は、玄海原発、川内原発の所長を務め、東京電力福島第1原発事故を受けて全国で原発の稼働が焦点になる中、玄海原発がある佐賀県で県議会への説明なども行い、「玄海原発は十分に安全」との認識を強調していた。
 
関係者によると、元副社長は社内でも実力者で知られ、07年6月に、末席の取締役から14人抜きで社長に抜てきされた真部社長も「なかなか、頭が上がらないくらいの存在だった」というほどだった。

東電でもそうでしたが、原子力担当副社長の方が社長よりも権力があるようですね。