「IEユーザーはIQ低い」の調査報告に抗議の嵐 - ねとらぼ
AptiQuantがこの調査結果を公表して以来、IEユーザーから苦情のメールが殺到し、訴訟を起こすと脅すものもあったという。同社のCEOは「IEを使っている人はIQが低いと言っているわけではなく、IQが低い人はIEを使っている可能性が高いと言っている」と語り、訴訟の脅しについては、科学的なデータとログがあるため、脅威に感じないとしている。
また同社の広報担当者は、これほど注目を集めるとは思っておらず、驚いたとしている。この調査を実施しようと思いついたのは、自社のWebサイトに新機能を追加しようとしたところ、IE 6と7では動作しづらいことが分かったためと話している。
喧嘩売ってるとしか思えませんが、自分のIQを知っている人ってほとんどいないと思うので、反論出来るかと言われると難しいですね。
ちなみに自分の場合は、会社のPCで、社内のWebアプリを使うときだけ IE8 (Windows7なので)を使います。
続報です。
「IE離れにIQが影響」は巧妙な捏造、悪質な宣伝行為の疑いも | ネット | マイコミジャーナル
ところが、フランスのリサーチ会社Central TestがWebサイトのコンテンツをAptiQuantに盗用されていると指摘したことから状況が一変。AptiQuantの信憑性に疑いの目が向けられ始めた。ドメイン情報を調べると登録が2011年7月14日と新しい。英国時間の3日にBBCがAptiQuant自体が捏造である可能性が高いと報道。その後、問い合わせに対するAptiQuantからの返答はなく、さらにTwitterアカウントにアクセスできなくなるなど、AptiQuantが逃げ出したような状態がしばらく続き、米国時間の3日にWebサイトでAptiQuantがでっち上げを認めた。
AptiQuantを捏造したグループは「5分とかからずにばれるはずのでっち上げだ」と主張している。だが、報告の中でデータを比較する際に「前回の調査結果は公開していない」と説明するなど、本物に見せかけるための念入りな捏造はエイプリルフールのジョークとは趣が異なる。ブラウザの互換性改善を訴える"パフォーマンスアート"とも受け取りにくい。AtCheap.comという価格比較サイトが背後にあるのならば、騒動を起こした主目的がWeb標準サポートの向上ではなく、宣伝である可能性も高い。
という訳で、IEユーザーのみなさん、ご安心ください。