asahi.com(朝日新聞社):過去最高10シーベルトを計測 福島第一の配管外側 - 社会
東京電力は1日、福島第一原子力発電所1号機と2号機の原子炉建屋の間にある主排気筒付近で、毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上の放射線を観測したと発表した。事故後に測定された放射線では過去最高値。放射線を出している物質は不明で、東電は今後調査する。発電所周辺のモニタリングポストの計測値に上昇は見られず、環境中への放射性物質の漏れは確認されていないという。
東電によると、毎時10シーベルト以上が測定されたのは主排気筒の根元付近。原子炉格納容器の圧力を下げるためのベント(排気)の際に気体が通る「非常用ガス処理系」の配管が主排気筒につながるところで測定された。
1日午後2時半ごろ、がれきの撤去により放射線量がどれくらい下がったかを調べるために、作業員3人がこの部分の配管の表面を外側から測定したところ、毎時10シーベルトを計測した。この器具が測れる上限の値で、実際にはさらに高い可能性もあるという。作業員の被曝(ひばく)は最高で4ミリシーベルトだった。10シーベルトは、一度に浴びると死に至る放射線量。
そりゃ、燃料の破片がその配管の中にあるんでしょう。 恐ろしいね。