「40歳以上の日本人男性はいらない」:日経ビジネスオンライン
「日本のお店で育ってきた日本人社員は使いようがなくなるだろう。同じ小売りの店だから共通するものがあるという考え方もあるが、経済規模や文化が違う地域では日本の考え方がそのまま通用するかはわからない。例えば、日本の店ではレジに多くの従業員を割いているが、アジアの国々の労務コストや文化などを考えた場合に、それが正しいかどうか。日本の店での経験が邪魔になることもあり得る」(中略)
イオンの人事担当者は取材の中で、こんな言葉も口にした。
「我々は日の丸を背負っている。でも、日本の企業であることはある意味であきらめた。現在の日本の政治では企業は守れない」
企業の理念や考え方には日本の文化が残るものの、事業や会社の機能は日本からは離れたものになっていくということだろう。こうした企業の動きを是とする考え方がどこまで広がるかに、この国の未来がかかっていると言ってもいい。
日本の政治は、日本の企業を(というより日本人を)守ってくれないというのは、全くその通りだと思います。 残念ながら、まったく当てにはなりません。
でも日本での経験が邪魔してグローバルに適応できない社員かどうかは、その企業での人材育成をどのようにやってきたかによると思いますよ。 イオンは間違えたのでしょうね。