テントの防水対策

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高ボッチ高原での演習でも浸水してしまった、我がムーンライトⅢ。 購入以来、もう10年が経つわけですから、仕方ありません。
ちゃんと対策グッズは用意してありました。

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左はNIKWAXのテント&ギアソーラープルーフ。 フライの撥水性を高めます。
右は小川キャンパルのフッ素系塗る防水剤。 テントの底に防水性をもたせます。

本当は行く前に実施できればよかったんですが、天気予報は好天だったので、まさか降られるとは思っていませんでした。

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まずはフライから。 ツーリングから帰ったばかりで、湿っていたのでよく干したのですが、説明を読むと「濡れた状態で塗布してください」とのこと。 仕方なく、濡れ雑巾で湿らせてからスプレーすることに。

ただ、このスプレーがあまりきれいに吹けなくて、結構ポタポタと水滴になって落ちます。 木工ボンドみたいな白い液体です。 「シミになることがあります」と書いてあるので、結局濡れ雑巾で拭き伸ばすことになりました。 ビニール手袋をして作業した方がいいですね。

濡れた状態で塗布せよ、というのは理にかなってまして、撥水性能が落ちているところには染み込みやすい訳ですね。

本来、3人用テントだと500ml使うことになるらしいのですが、本体のフライとサイドフライ1個を塗って、ボトル(300ml)の半分程度しか使いませんでした。 とりあえずこれで様子を見て、水滴の弾き方が足りないようなら、また塗布しようと思います。

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塗る防水剤は、こんな感じの付属スポンジをセットして塗ります。

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こちらは逆によく乾かしてから塗ります。 非常に揮発性が強く、塗ったはしから乾いていきますので、どこまで塗ったかわからなくなってしまいます。
小刻みに塗るよりも、長いストロークでゆっくり引いたほうがいいと思います。

ムーンライトⅢの底を塗りきって、ちょうど1缶なくなる感じです。 一応、寝起きする中央付近を重点的に塗ったつもりです。

どれだけ水に強くなったか、次の雨が楽しみですね。 んなわきゃない。