ホンダ、マレーシアに二輪車工場 50億円投じ生産能力4割増 :日本経済新聞
ホンダはマレーシアに二輪車の新工場を建設する。投資額は50億円程度で、2013年前半の稼働を予定している。現在の工場が老朽化しているため、新工場に生産設備を集約する。新工場稼働後の生産能力は年間35万台と現在から4割程度増える見込み。アジアでは二輪車需要が急拡大しており、ホンダは各国で増産投資を積極化している。
現地企業との合弁会社、ホンダ・スンディリアン(ペナン州、岡田智社長)が新工場を建設する。現在の工場から約20キロメートル程度離れた場所に用地を確保した。主に100~125ccクラスの二輪車を生産する。
2010年のマレーシアの二輪車販売台数は48.7万台程度で、ホンダのシェアは45%程度。市場拡大に合わせ、生産能力増強を急ぐ。
ホンダが主導権を取るようになったから出来たんでしょう。 ATも作るのかな?
【マレーシア】文秀ホンダ、新工場建設へ:13年稼働、 年産35万台に (NNA) - Yahoo!ニュース
新工場では太陽光発電、太陽光を採光した照明機器の設置、塗料の飛散が少ない「高塗着効率技術」といった環境に配慮した設備・技術を積極的に導入する。新工場稼働に合わせ、従業員数は現在から100人多い1,100人に増員する。
同社によると、マレーシアの二輪車市場は世界的な景気後退により09年は一時的に縮小したものの、10年は前年比8.2%増の48万7,000台に達した。ベトナムなど新興国に比べると伸びしろは大きくないが、今後も堅調な成長が見込めると予測している。
また政府は、二輪車の排ガス規制を現在採用している欧州連合 (EU)基準の「ユーロ1」から、12年に「ユーロ2」、14年に「ユーロ3」に強化する計画という。文秀ホンダでも、新工場では、政府の規制強化に合わせ従来のキャブレター式エンジンから燃料噴射装置(インジェクション)式にシフトできるよう、生産設備を整える。(中略)
昨年シェア45%ホンダは1969年にマレーシアで現地生産を開始。2008年には従来別々だった生産、販売会社の一本化を目的に、地場のオリエンタル・ホールディングスと合弁会社を立ち上げ、 現在に至る。累計の生産台数は423万台。昨年の販売台数は21万9,000台で、国内トップのシェア45%を誇る。今年の販売は25万 台を目標としている。
文秀ホンダはマレーシアで主流の「カブ」タイプの「ドリーム100(EX5)」や「ウエーブ」、スクータータイプの「アイコン」など6車種を生産・販売。また中型のスポーツモデル「CBR250」をタイから輸入して販売している。部品の現地調達率は7割を超えており、残りはタイやベトナムといった東南アジアの近隣国から調達している。このため「東日本大震災による生産への影響はほぼゼロだった」(同社関係者)という。
文秀ホンダってWave110iは作ってないんだっけ? キャブ仕様だけ?