次期トランザルプはV型エンジンではなくなる?

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Honda | 力強い出力特性と低燃費を両立した中型二輪車用700ccエンジンを開発 -同時に軽量・コンパクトな第二世代のデュアル・クラッチ・トランスミッションを開発-

Hondaは、低・中速域で力強いトルク特性と低燃費で優れた環境性能を両立させた二輪車用新型エンジンと、第二世代のデュアル・クラッチ・トランスミッションを開発しました。新型エンジンは、特に欧州地域で広く支持されているミドルクラス(排気量500cc~750cc程度の欧米における中型車)に適合する水冷・4ストローク・直列2気筒700ccとしています。燃費性能は、ミドルクラス最高の27km/L以上※1で、同クラスのスポーツモデルと比較して40%以上※2の向上を実現しています。(中略)
 
エンジンレイアウトは、さまざまなエンジン形式を多角的に検証した結果、直列2気筒700ccでシリンダー前傾角62°(車両搭載角)に決定しました。また、トランスミッションは、第二世代のデュアル・クラッチ・トランスミッションと、6速マニュアルミッションの2タイプを設定し、幅広いユーザーの好みに応えられるものとしています。

基本的にはCBF500などのロードスポーツや、ドゥーヴィルなどのツアラーに向けたエンジンかなと思いますが、デュアルパーパスで使っても不思議はないですね。

今後 52度Vツインは、アメリカンに残るだけになっていくのかも。 寂しいですけど、時代の流れかな。

ホンダ大山専務、中型2輪新エンジンは海外部品調達4割に|GAZOO.com

ホンダの大山龍寛専務執行役員は、26日発表した2輪車用の700cc新エンジンについて、アジアを中心とする海外からの部品調達比率を4割程度としたことを明らかにした。
 
新エンジンは欧州や北米向けの中型車向けに開発したもので、熊本製作所で完成車まで造り上げる計画。コストの面で不利となる日本で生産するため、「このクラスでは初めて開発段階からアジアでの部品調達を視野に入れ、従来にない調達を進めた」という。
 
海外調達によるコスト低減を徹底するため、開発期間は4年と異例の長期になった。輸出により2輪の国内生産を確保する戦略的なエンジンになるだけに、大山専務は「さらに円高が進んでいるため十分とはいえないが、(為替変動への)タフネスさはある」と評価した。

今の基準だともっと輸入部品の比率は高くなるでしょうけどね。