「就活をぶっこわせ!」 日本でも「デモ」が頻発するか?

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「就活ぶっこわせデモ」で激昂する学生を実況中継! 出口が見えぬ就職氷河期の“真の責任”は誰にあるか|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン

こうしたデモは以前にも北海道などで起こっており、規模的にも広がりを見せている。デモ当日、参加者たちは新宿アルタ前に集合し、午後1時30分ごろから実行委員たちがあいさつ。「グローバル化というなら、日本だけ新卒一括採用を続けているのはおかしい」「就活は殺人システム」などと気勢を上げた。
 
その後、隊列を作ってデモ行進を実施。「バカげた就活ぶっこわす」と書かれた横断幕を掲げ、「学生に勉強させろ」「ゆとりをなめるな」「採用基準を明確にしろ」「顔採用を止めろ」「就活茶番、就活カルト」「就活で儲けるな」などとシュプレヒコールを上げながら、新宿の街を練り歩いた。

学生諸君には是非とも連帯して、「今年卒業する学生は就活ストで、全員就職を拒否する」なんてやってみてほしいですね。

実際には「スト破り」が頻発してムリでしょうけど。

労働問題に詳しい法政大学大原社会問題研究所の五十嵐仁所長は、「最初の段階で躓いたらやり直しがきかなくなるシステムではなく、ルートはもっと複線化されるべき」と指摘する。新卒一括採用にこだわれば、卒業する年度の経済状況などによって、有利不利が大きく左右されてしまう。
 
「生まれた年によって不平等になる現状は、改善する必要がある。労働問題全般に言えることですが、戦後は企業の福利厚生がセーフティネットを代替する日本的雇用慣行が機能していました。しかし、経済状況の悪化で企業がそれを維持できなくなってきている。にもかかわらず、政治や行政が対応できていないのが現状です」(五十嵐所長)

「大手志向」というよりも、正社員サラリーマンや公務員などの「安定ホワイトカラー志向」を改めたらどうかと思います。 大学全入時代に、希望者全員を受け入れる労働需要は、もう日本にはないんじゃないのかな?

海外へ行くもよし、第一次産業に従事するもよし、起業するもよし。
多様な就活を希望するのなら、学生側も進路を多様化するべきでしょうね。