【東京モーターショー11】市販直前のコンパクトHV、トヨタ アクア は広かった! | レスポンス (ニューモデル、モーターショーのニュース)
「ハイブリッドシステムを小型化したうえで、パッケージもmm単位で工夫して、コンパクトなボディながら室内や荷室はとても広くすることができました。ぜひ来場者の皆さんに見ていただきたいポイントです。また、シートの骨格は『カムリ』と同じものであったりと、一部はプリウスに対して下克上となっている部分もあります。決して単なる廉価版ハイブリッドではありません」(小木曽氏)。
このアクアの室内スペース、結論から言えば想像以上に広かった。運転席を身長174cmの人にちょうど合うようポジショニングしたうえで後席に座ってみたが、膝下空間は15cmほども余裕があった。ヒップポイントは前席に対して適切に高く取られていて、居住感も悪くなかった。採寸したわけではないが、荷室もとくに奥行き方向は非ハイブリッドの『ヴィッツ』より広いように見えた。
「アクア」のスリーサイズは、全長3,995×全幅1,695×全高1,445mm、ホイールベースが2,550mmだそうです。 これで車両重量が1,050kgというから、ハイブリッドとしては相当軽いです
ちなみに現行ヴィッツは、全長3,885mm×全幅1,695mm×全高1,500mm、ホイールベース2,510mm、車両重量1,000kg(1.3L SMART STOPパッケージ)です。 アクアの方が110mm長いですね。
ただ評価が分かれるのは、フィットの1,525mm(FF)に及ばないのはともかく、ヴィッツより55mmも低いという全高でしょう。
空力を考慮してのことらしいですが、全長の長さと相まって余計に見た目の「低さ」が強調されてしまう印象です。
ウチのスパシオ(全高1,610mm)ももう高齢なので、アクアには期待していました。
室内高ではホンダの低床設計により、フィット1,290mm、ヴィッツ1,250mmと差が広がります。 アクアが1,200mmを切るようだと、ちょっとキツイかもしれません。
トヨタの販売店では、アクアの予約者に東京モーターショーのチケットを配っているらしいですが、実物を確認しておいたほうがいいかもしれませんね。