「電力制御が分かる技術者」の需要高まる

これからは電力制御が分かる技術者が必須に - クルマ - Tech-On!

家電メーカーは家庭用太陽光発電向けにパワー・コンディショナは発売しているものの双方向ではなく、重電メーカーも産業用の変換装置はあるものの家庭用に適したものがありませんでした。当時は「これから開発するメーカーが現れればいいなあ」という程度の考えでしたが、東日本大震災後の電力不足を受け、「至急取り組むべき課題」との認識に変わりました。
 
というのも、実はこの分野の技術者が足りていないと感じるからです。太陽電池や蓄電池用のLiイオン2次電池に関しては、精通した技術者が家電メーカーにたくさんいますが、電力を交流と直流に自在に変換し、機器間で電力を融通するための制御が分かる技術者は少ないのではないでしょうか。

こういう技術者は、意外と鉄道会社とか電車製造関連メーカーに居そうな感じですけどね。
これから進路を決めるなら、弱電よりも重電が有望かもしれないですよ。