一体改革:自民党内了承も「解散確約」ない合意に不満噴出- 毎日jp(毎日新聞)
自民党は18日、党本部に所属国会議員ら約150人を集めた会合で消費増税法案などの修正合意を了承したものの、衆院解散・総選挙の確約を取り付けないまま合意に踏み切った執行部への不満の声も相次いだ。谷垣禎一総裁は野党が多数を占める参院審議の過程で野田佳彦首相に早期解散を迫る決意を強調。民主党との大連立も否定したが、法案を成立させた後の展望が開けない苦しさもにじむ。
「川の対岸で『解散せよ』と叫んで解散できるならこんな簡単なことはない。これから衆院が終われば、参院の戦いもある」
谷垣氏は18日の党会合で、修正合意を早期解散につなげる方針の説明に追われた。増税反対派を抱える民主党を衆院での法案採決で分裂状態に追い込み、政局の主導権を握る戦略。修正合意を主導した伊吹文明元幹事長も「どれだけ民主党から造反が出るかを考えてやっている。法案が参院に行って初めて首相は解散の決断をする」と理解を求めた。
ばっかじゃなかろうか。
民主党は割れないし、野田首相が解散なんてするわけないじゃん。
クローズアップ2012:一体改革、民自公合意(その1) 首相自ら中央突破- 毎日jp(毎日新聞)
修正協議の焦点となった社会保障制度改革推進法案の文言調整を主導したのは、野田政権を追い込むはずの自民党だった。同党は消費増税に賛成する代わりに衆院解散の確約を得る当初方針を転換。今国会会期末までに衆院での法案採決に持ち込み、増税反対派を抱える民主党の分裂を誘って、早期解散につなげようとしている。
自民党は15日未明の修正協議で、社会保障分野での結論先送りを容認した。協議のまとめ役を務めた自民党の伊吹文明元幹事長は民主党との文言調整に際し、「枝葉にこだわるな」と担当者に指示。党内から民主党の修正案に異論が出されると、伊吹氏は「採決させないと、民主党は割れない」と押し切った。
伊吹文明はもうボケているよ。 もともと自分の派閥さえ固められなかった人で、政局には不向きなんだと思う。
そんな人を登板させなければならなかった谷垣総裁の力のなさが元凶なんだけどね。