ノーリツ、太陽光発電と太陽熱利用を組み合わせた「ダブルソーラー」 - 家電Watch
また、ノーリツでは「エコウィル」のパッケージ商品の取り扱いを8月1日より開始する。エコウィルとは、家庭に供給された天然ガスやLPガスをガスエンジンで発電し、発電時に生じるエンジンの排熱を利用して給湯する、家庭向けの発電・給湯システム。発電ユニットと排熱回収ユニットから成る。
ノーリツではこれまでエコウィルの排熱回収ユニットを生産し、LPガス事業者や大手都市ガス事業者に供給してきた。今回、本田技研工業が開発した発電ユニットと、自社で生産している排熱回収ユニットをパッケージ商品として取り扱いを開始、ノーリツからエコウィルを発売するのは今回が初めてとなる。
今回の発売に合わせて、ノーリツではエコウィルの10年保証や定期点検のメンテナンスも進める。それにより、これまでエコウィルを扱っていなかったガス事業者との連携を深め、節電貢献製品としてさらに販売を拡大する構え。
どういうことかというと、今まではLPガスや都市ガスの事業者からしか買えなかったので、もしも扱っていなければユーザーはエコウィルを導入できなかったのです。
ノーリツのパッケージ商品になると、極端な話ノーリツから購入して取り付ければOKということになります。 もちろん優遇料金などの件もありますので、ガス会社を全く通さなくてもよいということではありませんけど。
ガス会社にしても、手続きやらメンテナンスやらの手間が省けますので、お客様に対して積極的に勧めやすくなります。
現在のように県のガス協会がとりまとめて、半年に一回ホンダに発注するみたいなアホなシステムではなくなるはずです。
ノーリツがある程度在庫を持つことになるのではないでしょうか? 納期が半年なんていうこともなくなるでしょう。
エコウィルの販売実績は、リーマン・ショック以降はやや減速しましたが、震災以降は節電意識の高まりで引き合いが多くなっているのでしょう。
来年で販売開始して10年ですが、ようやく普及期が訪れたようです。