2012年 8月15日(水)
今朝も4時半に起床。 昨夜はさすがにシュラフカバーとダウンシュラフにくるまって寝たが、寒くも暑くもなくて丁度いい感じだ。
このキャンプ場は、夜間でも管理棟の中のトイレが使える。 それが理由なのか、管理棟に近いエリアのテント密度が高い。
温水便座やウォシュレットが装備してある、とてもキレイなトイレだ。 これなら女性からも不満はでないだろう。
今日のメインは竜飛岬だが、その前に青森港に寄って青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を見学する。
八甲田丸の開場が9時なので、それに合わせて着くようにしたい。 ここから青森港までは30kmくらいなので、1時間もあれば着くだろう。 8時過ぎに出発できればいい。
7時から酸ヶ湯温泉に入れるので、昨日は入らなかったヒバ仙人風呂に入って行こう。 それまでに撤収を完了させる必要がある。
雨はもちろん、朝露もほとんど下りていないので、撤収はかなりラクだった。 07:11 キャンプ場を出発。
バイクを上の駐車場に置いて、酸ヶ湯温泉へ。 詳しくはWebサイトで確認してもらいたいが、この仙人風呂がとても良かった。 3日くらい逗留したい気分。 湯加減もちょうどいい。 洗い場はないが打たせ湯がある。
混浴のヒバ仙人風呂だが、間仕切りがあるので女性専用エリアは見えない。 また、8時から9時までは女性専用の時間帯となる。
自分は8時少し前に出てきたが、券売機の前で頭を抱えていた若い男二人組がいた。
湯上りに「梅ちゃん先生」を見て外に出る。 売店におにぎりが売っていたので鮭を食べてみたが、味はまあまあ。 温泉たまごも食べたかったけど、6個は多いよ。
友人Hからメールが来ていた。
07:23 おはようございます。
起床してます。昨晩、仲良くなった地元の方が朝食を差し入れてくれました。感謝。
添付写真はこちら。
イカ丼とお味噌汁のようだ。 よかったね。
売店にこんなものが売っていた。 最近は何でも「萌え」だね。 買わなかったけど。
08:26 青森港に向けてR103を下っていく。 途中の見晴台で見えた山は岩手山だろうか?
09:03 R7に合流。 とりあえず青森駅の裏手あたりに行けばいいんだろうと、よく確認しないで走っていたら、大きな橋を渡らされてしまった。 八甲田丸はこの下なのに~。
09:12 どこかでUターンしなきゃと思いつつ走っていると、津軽海峡フェリーのフェリー乗り場に来てしまった。
すごく大きなターミナルで、運ぶものは貨車からトラックに変わったものの、未だにフェリーが北海道との物流の主役を担っていると実感した。
面白い形のフェリーがあるなぁと見てみたら、ナッチャンWorldだった。 夏季限定で1日1往復しているらしい。
ターミナルビル。 友人Hはここで半日キャンセル待ちをした訳だ。
そのHからメールが。
08:35 今日は天気が悪くなるようです
北海道開拓の村と夕張の方へ向かいます。夜は札幌市のホテルに泊まる予定です。
これから北海道は大雨という予報だったので、それが賢明かもしれない。
ナビをセットして八甲田丸へ。 帰ってきて調べたら古川にある「あきやま商店」の近くを通ったみたいだ。 知っていたら寄ったのだが。
09:28 一方通行が多くてわかりづらい青森駅前を通過。
ホームの作りが門司駅とかと同じで、いかにも昔のターミナル駅という感じがする。
09:31 八甲田丸に到着。 入館する前に、周辺を見て回る。
ペンキが剥げ剥げになった古びた列車が置いてある。 休憩所として使われているらしい。
そばには八甲田丸のスクリューが展示してあった。 意外と小さいな。
埠頭の先がどうなっているのか、気になって行ってみた。
引き込み線はここで終わっていた。
ここから先は立入禁止。 釣りには格好の場所だけどね。
戻るときに、引込線に電車が入ってきた。 ちゃんと使われているようだ。
面白い形をした埠頭だが、青函連絡船が現役の頃はどこが岸壁だったのだろうか?
いよいよ八甲田丸へ。 まずは外観から。 黄色が映えて、かっこいいねー。
引きが取れないので、全体を画面に収めることはできない。 反対側から撮れば、出入口の構造物も映らないのでいいだろう。
「津軽海峡冬景色」の歌詞碑。 前に立つと人感センサーでメロディーが流れるらしい。
太平洋戦争での青函連絡船撃沈を伝えるパネル。 北海道からの石炭の航送を担っていたために狙われたのだとか。
八甲田丸編へ続く。