「台風よりauの北上が怖い」――。こう話すのはNTT東日本の東北方面のある支店担当者だ。KDDI(au)が今年3月、新サービス「auスマートバリュー」を始めて以来、「NTTの光回線サービス、フレッツ光の利用者がどんどん奪われている」(同担当者)。
KDDIの作戦は機動的だ。NTTのように全国に支店があるわけではないので、本社や代理店の営業担当者は首都圏から東北新幹線に乗り込み、主要各駅で降りて「重点攻撃」をかけるのだ。「今月ははやぶさの○○駅がやられている」「やまびこにも乗っているようだ」。NTT各支店は月次報告書を見ながら戦々恐々とする始末だ。
面白いように顧客がひっくり返されるのには訳がある。auスマートバリューは、KDDIの光回線(auひかり)やグループのCATV通信サービスに加入すれば、家族のauのスマートフォン(高機能携帯電話)料金が1人につき月1480円割り引かれる。
NTT東西が対抗しようとすれば、NTTドコモとの間で同様のバンドリング(セット販売)をすればいいのだが、電気通信事業法で禁じられている。市場支配力の強いNTT東西やドコモは特定の事業者に優先的なサービスをしてはならないとの規定だ。ドコモがNTT東西と組むなら同様にauひかりとも組まなければならず、囲い込みにならない。
「フレッツ光」は料金が高止まりしているからね。 競争があった方が健全だと思うよ。
光回線をめぐる競争が激化 追い詰められたNTT東西|Close Up|ダイヤモンド・オンライン
KDDIの高速光回線サービス「auひかり」のパンフレットをめくると、まず速度と料金が目に飛び込んでくる。
速度は毎秒1ギガ(1000メガ)ビット。理論上、映画1本をわずか33秒でダウンロードでき、100メガビットが主流のNTT東日本とNTT西日本の「フレッツ光」と比べて5分短縮できる速さだとうたう。
さらに料金は、「月額5460円」で100メガビットとほぼ同等とし、最後のページは、スマートフォンとセットで契約すると1台当たり月額1480円を値引く「auスマートバリュー」で締めくくられている。
実はこのパンフ、auショップなどに置いてあるものと内容が違い、「訪問販売」専用である。このパンフを持った営業担当者が、東北や中国・四国などこれまで進出していなかった「無風」地帯に入り、戸建ての契約をひっくり返している。
こうしたKDDIの落下傘的な攻勢の成果はすでに数字に表れている。
本当にギガビットの速度が出るのか疑問だけどね。 トラフィックを専有する一部ユーザーがKDDIに乗り換えてくれれば、結果としてフレッツユーザーも快適になるかもしれない。
我が家は嫁の関係で携帯はauなんですが、光回線はNTTです。 春頃だったか、ウチにもKDDIの訪問販売が来ましたよ。
うちの地域は、埼玉でも光が届いたのが遅い方でしたが、それでもauひかりがサービスインしたのは昨年後半でしたから、4年も掛かったわけです。
それだけないがしろにしておいて今更かよ。 という感情的な部分もあるんですが、固定IPを使っているプロバイダーがフレッツ光しか対応していないので、auひかりに変えようとすると大変なんです。
もっとも、NTT東西も安穏としているわけではない。
NTT東は「ウルトラC」ともいえる新たな戦略を練っている。それは、ソフトバンク端末とのセット販売である。
一般にNTT東西はNTTドコモの端末とのセット売りができないといわれている。根拠法の電気通信事業法30条第3項第2号で、市場支配的な事業者は排他的な独占的契約などを禁じられているからだ。
だがこれは、ドコモだけではなくソフトバンクなどと全方位的に連携するのであればよしと読むことができ、総務省の見解も同じである。そこを突くのだ。
ドコモ独占じゃなきゃいいんでしょ? ということかな。 1位と3位連合で、2位を追い落とそうということかもしれませんが、結果として漁夫の利は孫さんが得るのかも。
だいたいKDDI(au)はそんなイナゴみたいな訪問販売やってる場合じゃなくて、スマホ端末を充実させないとホントやばいんじゃない?
GALAXYはドコモ専有で、Xperiaは”お付き合い”で出してもらっているだけ。 iPhoneはソフトバンクがだんぜん強い。 Arrowsはあるけど、他所も出してるので差別化できない。
メインだったシャープは会社が傾いて新機種どころじゃなく、カシオも会社が債務超過で止まってます。
HTC Jは日本で重視される防水・防塵じゃないしね。
Google傘下になった Motororaの端末をもっと全面に出してみるとかしないと、いまのラインナップじゃ機種変する気になれないよ。