自動車販売は販売金融頼み

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

トヨタ、「割賦頼み」ににじむ危機感 :記者の目 :企業 :マーケット :日本経済新聞

 「今や営業利益の大半は割賦頼みですよ」と話すのは、ある中部地域のトヨタ系ディーラー幹部。割賦販売とは、消費者からみれば自動車ローンで、販社に手数料収入が入る仕組み。かつては販売による1台当たりの利ざや(仕入れ価格と小売価格の差)が収益源だったが、国内市場は徐々に縮小。台数を伸ばしにくいなかでは、債権の残高に応じてディーラーに一定期間収入が入る割賦販売の方が収益源が安定する。昨今の自動車販売が、まるで金融のように“ストックビジネス”などと言われるのは、そのためだ。
 
では全国のトヨタ系ディーラー全体の収益の源泉になる割賦債権はどれだけあるのか。トヨタなどは明らかにしていないが、「事業規模から考えれば1兆~2兆円はくだらない」(同業他社)との見方がある。補助金終了後でもディーラーの業績が大崩れしない一因にもなっている。

これはトヨタに限りませんし、海外でも同様です。