夏に寝室のエアコンを更新したのですが、あのときは「暖房は温水ファンヒーターでやるから、暖房能力よりも冷房能力重視」で選びました。
まさかエアコン暖房を継続することになるとは思いませんでしたからね。
家電-コラム-そこが知りたい家電の新技術-目指したのは“本当の暖房”ができるエアコン――パナソニックの「エネチャージシステム」に迫る
しかし、室外機の熱交換器が0℃を下回ってしまうと、スーパーの冷凍食費売り場のケースのように、室外機内部の熱交換器に霜が着いてしまう。これを取るのが霜取り運転となる。(中略)
「従来のエアコンで霜取りをするには、およそ11~12分間かかります。この間、室内機の熱交換器は室温よりも冷えてしまうので、部屋の温度が5~6℃も下がっていました」(中略)
ここで誰もが思うのは「それはあくまでも寒い地方でのこと」という疑問だ。関東や暖かい地方に住んでいれば、霜取り運転なんて必要ないんじゃないだろうか? しかし、この疑問に森上氏は笑って答える。
「そう思われますよね。でもそれは間違いです。関東だけでなく、もっと暖かい九州でも霜取り運転は行なわれているんですよ」
森上氏は、気象庁が発表した各地の平均気温の日本地図を机に広げる。
「これは11月~3月の日本各地の平均気温です。霜が着きやすいのは、5.5℃から-7℃範囲なのですが、1月の気温を見ていただけると分かるとおり、沖縄県以外のほぼ日本全国で室外機に霜が着きます」
この記事は2年前のものですが、スズキの新型ワゴンRの「エネチャージ」はこのネーミングをパクったのかな? 「室外機の霜を取る」というのと「氷蓄冷して涼しさを維持(エコクール)」って真逆ですけどね。
それはさておき、寝室のエアコンはパナソニックのCS-EX222Cにしたんですが、暖房も使うならXシリーズのCS-X222Cにしておけばよかったですね。
ところで寝る1時間前に寝室のエアコンを点けるために、2Fに上がるのは面倒です。 なんとか遠隔操作できないものでしょうか?
Xシリーズの最新機種CS-X223Cは、別売りの無線アダプターを取り付けることで、スマホとの連携機能を持つようです。
富士通はPC側からアプローチしています。
省エネ機器:エアコンの制御がスマホで可能に、外出先から電源をオフ - スマートジャパン
富士通はMy Cloudリモコンの機能を実現するにあたって、今後の家電製品で標準通信プロトコルになる「ECHONET Lite」をいち早く採用した。実際にはパソコンの「FMV」が中継する形で、ECHONET Liteを使って家電製品を制御する仕組みになっている。パソコンからはエアコンの電源オンや温度設定も可能だ。パソコンにECHONET Liteを搭載したのは富士通が初めてである。
ECHONET Liteは家庭で使う電気製品の電力使用量のデータを収集できるほか、電源のオン/オフ制御なども通信ネットワークを介して実行できる。現在のところECHONET Liteに対応した機器は限られているが、今後は各メーカーの主要な家電製品に搭載されていく見込みだ。
あるいはグラモの「iRemocon」を使うという手もあります(家電watchとAV watchのレビュー)。 これはホンダのスマートホーム実証実験でも採用されています。
寝室には有線LANが来ているし、将来的に温水ファンヒーター(赤外線リモコンあり)を導入した場合でもコントロール可能です。 でも2万5千円はちょっと高いなぁ。
類似品ですが、こんなのもあります。
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他には、グリーンワークスという業者は、JEM-A(HA端子)と赤外線を使った制御の施工を受け付けているそうです。
と、ここまで考えて「どうせ寝る前に布団乾燥機をセットしに寝室に上がるんだから、そのときにエアコンつければいいんじゃん?」と思い当たったのでした。 orz
でもJEM-Aによる制御なら、少し勉強すれば自分でもできるかもしれません。 いよいよ「Raspberry Pi」を入手して遊んでみようかしら?