ホンダ、欧州シビック用ターボディーゼルの詳細発表

ホンダ シビック 新型、「アースドリーム」ディーゼルの詳細発表…47kg軽量化を達成 | レスポンス

この新型ディーゼルは、「i-DTEC」と呼ばれる1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルで、最大出力は120psを発生する。ホンダの新世代環境技術である「アースドリーム」が採用され、欧州複合モード燃費は27.8km/リットル、CO2排出量は94g/kmという優れた環境性能を実現することが、すでに明らかになっている。
 
欧州ホンダの今回の発表によると、新型ディーゼルはオールアルミ構造。重量は、旧2.2リットルディーゼル比で47kgも軽量だ。欧州ホンダは、「クラス最軽量のディーゼルエンジン」と説明する。
 
また、機械的なフリクションをガソリンエンジン並みに低減。例えば、従来よりも短く薄くしたピストンスカートなどを採用する。ホンダによると、エンジン回転数が1500rpm時のフリクションは、2.2リットルディーゼル比で約40%も改善しているという。
 
ギャレット製のターボチャージャーは、4世代目。ターボラグを最小限に抑え、低中速域と高速域のパフォーマンスを両立する。ブースト圧は1.5バール。排気ガスを循環させるEGRを採用して、排出ガス中の有害物質を削減した。
 
この新型ディーゼルは、2013年から欧州向けのシビックに搭載。欧州ホンダは、「30.6kgmもの最大トルクを2000rpmで引き出す。クラスをリードするパワー&トルクとCO2性能」と説明している。

欧州ではハイブリッドよりもディーゼルを主力にして売っていくんでしょうね。