12年の国内新車販売、ホンダ2位浮上へ 「軽」で躍進 :日本経済新聞
ホンダは11年に2位だった日産自動車とは1~11月までで8万台近い差がある。12月の国内新車需要が例年と同じ三十数万台の水準なら、ホンダが通年で2年ぶりに2位になるのは確実だ。
3位争いは激しい。1~11月では軽が主力のダイハツ工業とスズキがともに63万台強を販売し、いずれもシェアは12.6%。ダイハツは燃料1リットルあたり30キロメートルの燃費性能を持つ「ミライース」、スズキは9月に全面改良した「ワゴンR」を中心に台数を積み上げた。
現在は、軽の人気で存在感を増した両社を日産(12.3%)がわずかな差で追う構図。日産は年前半に新型車が少なく、OEM(相手先ブランドによる生産)調達する軽の供給台数に限りがあり「苦戦した」(幹部)。
1強4弱という構図ですが、国内販売で「明確な2位」を目指すとした日産としては、満足できるレベルではないでしょう。
とはいえホンダの巻き返しで、さらに軽が登録車を喰う状況に拍車が掛かりそうです。 カギを握るのは、NMKVということになりそうですね。
一方、ホンダの軽は相変わらず好調のようです。
ホンダ N-ONE、発売1か月で2万5000台を受注 | レスポンス
ホンダは、11月2日に発売した新型軽乗用車『N-ONE』の発売後約1か月での累計受注台数を発表、12月5日現在で、月間販売計画の約2.5倍となる2万5000台を超える好調な立ち上がりとなった。
購入ポイントとしてあがっているのは、「上質なエクステリアとインテリアデザイン」「1.3リットルクラス並みの走りと優れた燃費性能」「高い安全性能」「個性を際立たせるカラーバリエーション」など。
タイプ別構成比は、N-ONEが53%、同プレミアムが47%。購入層は、50代以上の子離れ層や20代の独身層を中心とした幅広い年代となっている。
「N BOX」が1ヶ月で2.7万台でしたから、それに近い受注ですね。