ふとSA-98の代わりに Aura VA100Evo を繋いでみました。 まる6年ぶりでしょうか?
ホコリまみれで酷いコンディションですね。
このアンプは、オークションにて中古を入手したものです。 外観もきれいでしたし、当時は出音も悪くなかったと思います。
電源を入れて20分くらい軽く鳴らしてから、いつもサウンドチェックに使っている曲を掛けてみましたが、かつての雰囲気の名残はあったものの、埃っぽくてとても聴けたものではありませんでした。
もともとスペックや特性で勝負するアンプではありませんが、特有だった雰囲気(オーラ)すら無くなってしまっては、もう現役復帰は叶いません。
駆動部のゴムベルトほどではありませんが、電子部品(特に電解コンデンサ)も経年劣化していきます。
もともとオペアンプを替えたりし始めたのは、経年変化で出てくる音に不満を感じてきたからでした。 音の鮮度が下がってきたように感じたんですね。
でも結局は根本的な改善には至らなかったようにも思います。
中古アンプに手を出すなら、実機のサウンドチェックができるか、博打と割り切るか、自分でリフレッシュ(部品交換)できないと銭失いの結果に終わることになりそうです。
筐体は気に入っているので、再利用して中の基板だけ入れ替えようかな。 フロントパネルも磨けばまだ輝きを取り戻すでしょう。