DAC7のオペアンプ交換(その5)

昨日は一日中強い北風が吹いて、散歩が大変でした。
こういう時にかぎってアレグラが切れてしまったので、タベジールを飲んで内科と歯科をはしごしたのですが、帰宅後はダルくなってしまって昼寝したりしていました。

家に引きこもって出来ることといえば、せいぜいオペアンプの聴き比べくらいのものです。

本日のトップバッターは、アナデバのSSM2135SZです。 これはオーディオ用として開発されたオペアンプらしいです。

ちなみに今回からLPFにはLT1468-2を使って評価します。 TL072の音のくすみや雑な感じがI/Vのオペアンプの評価に影響してしまうので。

静かな曲で雰囲気あるサウンドを聴かせてくれますね。 スピード感が足りない訳ではないですが、ロックのライブ盤なんかではもう少し勢いがほしいところ。
でも総合力は非常に高いです。 同門のAD797よりは明らかに上です。


お次もアナデバのAD8599ARZ。 こちらも引っかかるところがなくて、ウルトラスムーズなサウンドを奏でてくれます。

あまりにスムーズで物足りなく感じるほどですが、サウンドの質自体はとても高く、これまたAD797を超えていると思います。


最後にOPA2211AID。 OPA211IDの2回路版なんだろうと思っていたんですが、OPA211AIDの2回路版というのが正解のようです。

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サウンドの傾向はOPA211IDとは全く違います。 もっと艶があってOPA2604に一脈通じるようなところがありますが、あれほど変な癖はなく余計なキャラも乗りません。
正直、凄みを感じるほどの音ではありませんが、サウンドの質も十分なレベルです。

LT1468-2もLME49990も音質はとびきり高いんですが、聴いててあまり楽しくないというか、心が踊らない感じがありました。

仕方がないのかなと半ば諦めかけていたんですが、そんな図式を払拭してくれたので、いっぺんにOPA2211AIDが好きになりました。

でもOPA2211AIDに合うLPF用オペアンプは、LT1468-2ではないようにも思います。 ここはまだ改善の余地がありそうな気がします。

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品切れで1個だけしか入手できなかったアナデバのAD8672ARZが遊んでいたのでLPFに使ってみました。 なかなかいい感じです。 しばらくこれでいってみましょう。


オペアンプ遍歴もこれで打ち止めか? というくらいOPA2211AIDが気に入ったんですが、まだまだ次に控えているオペアンプがあります。

・LT1677CS8
・LT1169CN8
・LT1124ACN8
・LT1469CN8

次回はリニアテクノロジー祭りですね。 新たなサウンドに出会えることを期待します。