LTEが『LINE』の普及を後押し?

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携帯電話の料金を安くしよう!割高なLTEプランを徹底的にカット|ザイスポ!|ザイ・オンライン

「LTEプランは高い。一般的にはそういう認識でしょう。でも請求書をよく見てみるとわかると思いますけど、月々のパケット料金は3G回線のプランとそう変わらないんです。では何が高いのかと言うと、ずばり通話料金です」
 
通話料を見てみるとdocomo、au、SoftBankの3社とも30秒21円。単純計算で30分の通話で1200円超。これはなかなかヘビーな数字だ。
 
しかも意外と知られていないが、今まで比較的安かった固定電話への通話も料金は統一で同じ! “携帯→携帯”よりも“携帯→固定電話”の方が安いという認識の人も多いと思うが、実はLTEプランに関してはその常識は通じなくなっていたのだ。

そうなんですよね。 携帯「電話」として使っている人ほど、LTEには割高な印象を持つと思います。
無料通話付きプランもありませんしね。

そもそも4G LTE対応端末を買うと、自動的にLTEプランしか選べないというのがオカシイと思います。 回線速度は3Gで不満はないが、新しい端末を使いたいという人は多いと思うんですが。

LTEは便利だが、通話に関しては特別利便性が上がっているわけではない。それにも関わらず、一体なぜLTEプランはここまで通話料が高いのだろうか?
 
「従来のサービスから基本使用料をさほど上げないことで、目くらましにしているという面はあるでしょうね。その分、通話料を上げることで補填したいという各キャリアの思惑があるんだと思います。従来の3G回線やFOMA、EZwebなどのガラケーはプランが複数あって、通話料などで自分に合ったプラン設定ができたんです。しかし、LTEが対応するプランはデータ転送量の制限がかかる上限の違いか、または使用したパケットに応じて料金が二段階で変化するくらい。通話料に関しては一律で30秒21円となっていて、ユーザーが選ぶことができないんですよ。しかも、従来なら基本使用料に応じて無料通話がついてきたんですが、LTEのプランにはそれがない。最初の30秒から料金が発生してしまっているんです。要するに、どう考えてもLTEプランでの通話は損なんですよ」

結局、「LTEで電話はするな!」というのが結論のようです。

「それならばご存知『LINE』などの無料通話アプリを使えばいいと思いますよ。『LINE』は日本だけですでに4000万人以上が登録していますが、ビジネス関係の人と『LINE』で会話するというのは、まだ抵抗がある人が多いでしょう。ですが何十時間も通話するという人の長電話の相手は、ビジネス関係の人というより、きっと友達や恋人の場合の方が多いですよよね。ですから、そういうプライベートな長電話の相手とは、『LINE』、『comm』、LINEなどの無料通話アプリなら、メッセージも通話も無料だ
 
『SKYPE』などの無料通話アプリを使えばいいんです。そうすれば完全に無料になりますからね。もちろんビジネスの相手など、やはり番号が表示されないのは失礼と捉えかねない相手には、WILLCOMや『050 PLUS』での通話にすればOK。通話目的や相手によって通信手段を使い分けることが、LTEプランユーザーの賢い通話方法と言えるでしょうね」
 
最後に三上氏はこう提言してくれた。
 
「料金の高いLTEプランでの通話は今後やめましょう、ということです。我々ユーザーの方から各キャリアに向けて、『携帯電話会社の通話料が高すぎる! ふざけるな!』という意思表示にもなりますからね」

そうすると今度はパケット料金が上がったりしてね。