アウトランダーPHEVで電池発熱事故 アイミーブでも

三菱自、アウトランダーPHEVで電池発熱事故 (ロイター) - Yahoo!ニュース BUSINESS

三菱自動車工業<7211.T>は27日、プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」に搭載しているリチウムイオン電池が発熱し、バッテリーパックの一部が溶ける事故が起きたと発表した。原因究明まで同車の生産・販売を停止する。
 
また、同社の水島製作所(岡山県倉敷市)では、電気自動車(EV)「アイミーブ」用のバッテリーパック(リチウムイオン電池)1個の火災が発生。原因究明までアイミーブと商用車タイプEVの「ミニキャブ・ミーブ」の一部生産・販売を停止する。
 
これらの電池は、いずれもジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、三菱商事<8058.T>、三菱自の共同出資会社リチウムエナジージャパン(滋賀県栗東市)が製造したもの。

人柱になって火柱が上がったらシャレになれないですね。

アングル:GSユアサ試練、車載電池発熱事故で成長戦略に狂いも (ロイター) - Yahoo!ニュース

「万全を期して提供させていただいているつもりだ。少なくともリチウムイオン電池関係の風評被害は今のところない」。GSユアサの中川敏幸取締役は2月5日、京都市内での決算会見で、787型機のトラブルに伴う自社ブランドへの影響についてこう断言した。また「リチウムイオン電池を搭載した自動車の電動化需要は中長期的にみて依然として高い」とし、アウトランダーPHEV向けの車載電池の受注についても「非常に好調」と自信をみせた。(中略)
 
GSユアサが51%出資するLEJの栗東工場は今年春をめどに、リチウムイオン電池の生産能力を従来比で2.5倍に増強する予定。量産効果で電池のコストを低減するのが狙いだ。増強後の同工場の年産能力は、アウトランダーPHEV約16万7000台分に相当する。生産能力をカバーするには、現在受注している車種だけでは不十分で、稼動率向上に向け、三菱自以外の国内外の自動車メーカーから新規受注を獲得することが課題となる。それには品質確保が大前提だが、相次ぐトラブルで信頼性が揺らげば、営業活動に支障が出る可能性も否めない。

ホンダのLi-ionもそうだっけ? こんな状況だとすぐには手を出したくないよね。

三菱アウトランダー、バッテリー故障新たに2件 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

三菱自動車の新型プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」に搭載しているバッテリーが異常過熱し損傷した問題で、同社は29日、新たに2件のバッテリートラブルが起きたと発表した。
 
同社はアウトランダーの製造と出荷を停止しているが、トラブルが相次いでいるため、リコールも含め対応を検討する。
 
同社によると、今月23日、東京都内で所有者が車を発進させようとしたが動かなかった。調査したところ、バッテリー内に収納されているリチウムイオン電池の電圧に異常が見つかった。また、岐阜県の販売店で29日、車を点検したところ、同様に電池の電圧異常が見つかったという。

「アイミーブ」の発売からもう何年だっけ? 初期トラブルは沈静化して安定してていい時期ですが、コストダウンや生産量アップのために、製造工程を変更したりすると、こういうトラブルが出てきてもおかしくはないですね。