市民力を背景に“プル型”の取り組みでスマートシティを加速~環境未来都市・横浜で実現した日本最大規模の実証実験 - 都市・地域の挑戦 - 日経スマートシティコンソーシアム
この夏、横浜市で、スマートシティに関する日本最大規模の実証実験が行われている。7月1日からスタートし、9月27日まで続けられる「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP) 家庭部門 夏季実証」である。
HEMS(Home Energy Management System:家庭におけるエネルギー管理システム)が導入された横浜市の約1900世帯を対象とし、デマンドレスポンス(Demand Response)を柱とした一般家庭の省エネ行動実験としては、類を見ない規模となる。(中略)
前日の予想最高気温に基づいて、猛暑でエアコンの稼働率が急上昇するなど、電力供給の逼迫が予想されると、横浜市から需要の調整を依頼するメールが送られる。実験参加世帯は、このメールを検討し、翌日、空調の設定温度を下げるなど、省エネを実施。その結果は、HEMSからインターネット経由で横浜市のCEMS(City Energy Management System:自治体におけるエネルギー管理システム)に送られて集計され、実証実験データとして蓄積される。
導入されているHEMSは統一されているのかしらん? でないとサーバーにデータを送る方法は標準化されてないしね。
自動で家電機器の制御までやってくれるHEMS(コレとかこれ)は、まだほとんど出まわっていないはずなので、在宅中の人が手動で消費電力を下げなくてはいけません。
「エアコンの設定温度を何℃下げた」とか「テレビを消した」とかという行動と、実際の消費電力の変化を紐付けできればいいけど、実際は微妙な変化だったりして影響度を確認するのは大変そうな気がします。
でもHEMSがあれば、電気のスマートメーターって要らないんじゃない?