もはや「質感」しか褒めるところがない新型iPhoneの”魔法”

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ウワサの霧を晴らす新型iPhoneの輝き:「iPhone 5c/iPhone 5s」の“魔法”――林信行の1stインプレッション - ITmedia PC USER

残念なのは、IT系の記事を執筆している人の中にさえ、実物に触れることもなく、物事の表層だけを見て「指紋認証」も「カラーバリエーション」も「堅実なカメラの改良」もほかのメーカーがすでにやっている、といったつぶやきを広めている人がいることだ。もちろん、アップルの発表会に足を運び、きちんと実物に触れたうえで評価している人もいるが、ネット上のスペックシートだけを見て感想を述べる人も多い。(中略)

どんな写真も本物が与えるインパクトの大きさにはかなわない。そして、実際に自らの手で握ったiPhone 5cやiPhone 5sの質感は、きっと多くの人を満足させてくれるはずだ。(中略)
 
だいたい、いまだにスマートフォンカメラの画素数で競争をしているメーカーが多い中、あえて画素数を増やさずに、画素ではない画質の部分で勝負をしてくるあたりは実にアップル的ではないか。(中略)
 
毎回、ITmediaに記事を書き、その感想を見る度に、世の中には2種類の人がいることを痛感させられる。一方は、製品というものを、ただのスペックと部品の寄せ集めとして捉えている人だ。彼らにとって大事なのは「その機能は前にXX社がやっていた」であるとか「そのカメラ機能より、どの会社のカメラのほうが秒間何コマ連写の枚数が多い」といった点なのだろう。

待ちに待った記事でしたが、実に面白いですね。

Apple信者って、競合に対して機能が優位にあるときは例えば「Retinaディスプレイの高解像度」を語り、負けている時はスペック競争の愚を諭すんですよね。