さようなら、ノキア

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マイクロソフト、ノキアの携帯事業買収 14年初めにも  :日本経済新聞

米マイクロソフト(MS)は2日、携帯電話機大手のノキア(フィンランド)から、主力の携帯電話事業を総額54億4千万ユーロ(約7140億円)で買収すると発表した。MSは独自開発したスマートフォン(スマホ)用OS(基本ソフト)「ウィンドウズフォン」の普及に力を入れている。ノキアからの事業買収でスマホ分野に注力し同分野で優位に立つグーグルやアップルを追撃する。(中略)
 
ノキアはスティーブン・エロップ最高経営責任者(CEO)がCEO職を退き、携帯電話部門トップとなる人事を発表した。エロップ氏はMSへの事業売却に伴って古巣のMSに復帰する。MSはスティーブ・バルマーCEOが12カ月以内の退任を表明したばかり。
 
MSはビル・ゲイツ会長も加わった特別委員会で後継者選びに着手しており、ノキア移籍前にMSのビジネス部門をけん引していたエロップ氏が改めて有力候補として浮上した形ともなる。

いずれそうなっちゃうのかな?という予感はありましたが、つくづく残念ですね。

GoogleがAndroidのリードデバイスとして Nexusシリーズを持ち、Motororaの携帯電話部門を買収したように、デバイス&サービスカンパニーへの脱皮を図るMSとしては、Nokiaが必要だったんでしょう。

Nokiaの運命は、エロップをCEOに迎え入れた時から決まっていたような気がします。
でも「トロイの木馬」としては有能でも、企業の立て直しに関しては無能さを証明したエロップがもしMSのCEOになったら、それこそ本当の危機ですね。