今後は「時短コース」が当たり前に

15年前から洗濯機に付いていた「時短コース」がついに日の目を見る時が来た!?|消費インサイド|ダイヤモンド・オンライン

また、時短洗浄のポイントのひとつが、洗濯機の「スピードコース」だ。15年以上前の洗濯機から搭載されているにもかかわらず、意外と使用されていないという背景があった。もともと洗濯機に付いていたスピードコースを活用することで、時間や電気、水の節約につながる。
 
ただし、当り前のことだが「短時間」で「高い洗浄力」を発揮させることはそう簡単ではない。「ミクロ単位の汚れを落とすべく、界面活性剤の設計を工夫した他、メーカーによって異なるさまざまな洗濯機の仕様に対応すべく、主要メーカーの洗濯機で調査。通常よりも多い約30機種において、汚れ落ちの検証を繰り返しました」(三宅氏)
 
同時に工夫したのが、ユーザーへのアプローチだ。同社では、忙しい共働き夫婦などに、普段からスピードコースを活用してほしいと提案を続けている。

我が家は11年前に買ったコンベンショナルな自動洗濯機を使っていますが、消費電力を計ると500Wくらいでした。 最新の洗濯機は節水をうたってますが、消費電力はあまり変わらないみたいです。

洗濯機に関しては、省エネよりも時間短縮の方が、奥様方には喜ばれるのだろうと思います。 特に運転時間が長くなりがちなドラム式の場合は切実なんじゃないでしょうか。

「時短コース」が使われてこなかったのは、「目に見えない汚れ残りが出たらどうしよう」という心配があったからだと思います。
洗剤の側で「ちゃんと落ちる」ことを保証してくれるなら、「時短コース」を使う人も増えるでしょう。
日本全体で考えたら、ものすごい節電、節水効果になるかもしれませんね。