2014年 4月30日(水)
日程的にも行程的にも、今日で折り返しとなる。
外が明るくなってきたので目が覚めた。 そういえば日の出はどうなった?
テントを出ると、まさにいま太陽が顔を出すところだった。 慌てて服を来てカメラを持って駆け出す。
雲は多いけど、辛うじて太陽が出てくるところだけは見える。
焼けた鉄の玉が昇ってくるみたいだね。 残念ながら、完全に姿を現す前に雲に隠れてしまった。
そしてまた雨が降り出してきた。 というか雲の中にいるというのが正解だろう。
テントを炊事場のそばに建てたおかげで、ゆとりを持って撤収作業は行うことができた。
まだ雨がパラパラしているので、合羽とブーツカバーを装備してキャンプ場を出発する。
今夜は北九州のキャンプ場を予約してある。 距離的には120kmくらいしか走らないのだが、母のところに寄るのと墓参りをしなければならない。
母が住んでいる施設のスタッフに手土産を買うために「道の駅 北浦街道 豊北」に立ち寄る。
ここは魚の鮮度が自慢らしい。 食堂もあって、団体客の予約が入っていた。
鰯の唐揚げを食べてみた。 頭から食べれて非常に美味い。 ビールが飲みたくなるね。
天気が良ければ角島大橋を渡って角島灯台を見たかったのだが、この天気では良い写真は撮れそうもない。
前に行ったことはあるので割愛する。
11:38 友人Hからメールが来ていた。 昨日泊まったキャンプ場は携帯が圏外だったらしい。 福山で墓参りを終えて既に帰路についており、姫路の手前で休憩しているとのこと。
母のところには1時間ちょっと滞在した。 墓参りのときに一番降られてしまって閉口したが、なんとか用事も済ませて関門トンネル経由で北九州へ渡る。
雨はまだ降っているのでスマホのナビは使えない。 とはいえ準地元だし、学生時代はリード50Sで小倉まで行ったりしていたので、道はある程度知っている。
なんとか若戸大橋(渡ったのは人生初!)を渡って、若松駅前に着いた。
若松市民会館内にある生涯学習センターでキャンプ場の受付を行う(無料)。 キャンプ場への写真入り地図をくれたり、銭湯の場所も教えてくれて、親切なことこの上ない。 感謝。
教えられた通りに、菖蒲谷池公園キャンプ場へ到着。 なかなか年季の入った案内板だね。 暗くなってから着いたら引き返してしまいそう。
受付で、他に8人グループの利用者がいるということだった。 あれがそうかな?
バイクかと思ったらクルマで来ている若者達のようだ。
先客達の芝生から1段上がったところにもサイトがあるようなので行ってみる。
うーん。 雨の後とはいえ、グラウンド状態が悪すぎるね。 こんなところにテントは張りたくないな。
あれが炊事場のようだ。 靴の裏が汚れるのが嫌だが行ってみる。
かまどもあるけど、ちょっと古過ぎるね。 雨天時の撤収に使うのも難しい。 あんまりここの水は飲みたくないな。
収集場らしきものがあるが、キャンプのゴミは持ち帰りらしい。 トイレは水洗で清掃も行われているようだ。
結局、先客よりさらに1段下の芝生広場にテントを張った。 駐車場のすぐ横なので便利もいい。
設営を終えたら、再び若松駅前へ戻る。 教えてもらった銭湯「中将湯」へ。
さっぱりしたら、市民会館裏のサンリブで買い出ししてキャンプ場へ戻る。 炊事場が使えないので「いろはす」を4本購入。
晩飯は洗い物を少なくするために、かしわ飯ならぬ鶏飯とハマチと真あじの刺身。
20:12 友人Hからメール。 生駒山麗公園野外活動センターに居るらしい。
生駒山スカイラインが二輪通行禁止なので、センターの係員に電話誘導してもらって辿り着いたそうだ。
食料の買出しをして来なかったので、係員が私物のカップヌードルを譲ってくれたらしい。 ビールとつまみは売っていたようだ。 大浴場に打たせ湯が有って、2時間近く入っていたとのこと。
キャンプしているのはHだけのようだ。 夜景が綺麗らしい。
明日の予定だが、広島ルートと大分ルートのどちらにするか決めなければならない。 天気はどちらも回復するようだ。
聖湖キャンプ場も久しぶりに泊まってみたいが、中国地方はいいかげん飽きたので九州を走ることにする。
若者グループはあまり騒がしくなかったのでよかった。 ラジオを聞きながら就寝。
本日の走行距離 128.9km
Google Earth用KMZファイル(油谷町~北九州市) → 20140430.kmz