ツーリングも長かったが、レポートも無駄に長いね。 でもこれで最後。
安乗埼から鳥羽港の伊勢湾フェリーターミナルまでは40分ほど。 鳥羽水族館駐車場への規制があり、中之郷交差点から入る必要がある。
結構バイクが並んでいて、また昨日のように順番待ちになるのではないかと心配になる。
切符売り場は2階。 幸い次の船に乗船できることになった。
時間があるので、お土産を物色。
小腹が減ったので、牛肉コロッケと牛飯。
フェリーが入ってくるところを見たかったのだけど、「バイクの方はお戻りください」とのアナウンスがあって、階下に降りる。
乗船はクルマよりもバイクが先。
徒歩で乗船する人も多くて船室は既にいっぱいだったが、端から右舷甲板に陣取るつもりだった。
出港して25分、見えてきたのは菅島灯台。 資料写真を見ると面白い形をしている。 「現役では日本最古のレンガ造灯台」らしい。
菅島には鳥羽から市営定期船で20分で行けるらしいが、そこまで灯台に興味がある訳でもなかったりする。
次に見えてくるのが神島灯台。
ここは改築されて近代的な灯台になっているそうだが、歴史的な意義から灯台50選に選ばれたのだろう。
たぶん神島に行くことはなさそうだ。
伊良湖岬が見えてきた。
この航路を使うのは今回で5回目くらいだと思うが、あんまり灯台のイメージがない。 こんなところにあったんだね。
伊良湖に到着。 乗り込むバイクも多い。
伊良湖港入口交差点を右折して、すぐにまた右折すると灯台方面に行くことができる。 しかし駐車場待ちの長い車列が。 バイクなので邪魔にならないところに置かせてもらう。
海鮮のお店があったりして、れっきした観光地なんだね。
車両進入禁止の道を登っていく。
恋路ヶ浜というらしい。 ちゃんと由緒ある名前なんだね。
普通、灯台への道は上りが多いのだが、ここは下っていく。
おしゃれに護岸工事された岬の突端に伊良湖岬灯台はあった。
何かに似てると思ったら、チェスのルークだね。
向かいに神島灯台が見える。 意外と灯台を見に来る人って多いんだなと実感した。
1日の5つの灯台を見ることができた。 あとはもう帰るだけだ。
R42を走って、インターナビの指示で県道407号からR23豊橋東バイパスへ。 ところがどうもエンジンの反応が鈍い。 スロットルを開けても加速が悪いし、ときどき巡航中でも失速したような感じになる。
原付は走れない潮見バイパスを避けて、R42旧道からR1に入る。 この辺りからクロスカブとCT110のペアの後ろに付く。 どちらもキャンプ道具を積んでいる。 今回のツーリングでクロスカブを何台見たかな? 売れてるんだね。
弁天島の先のシェルのセルフで給油するため、その2台とはいったんお別れ。
友人Hから「ベンリーのエンジンオイルが減っていて驚いた」とメールが来ていたのを思い出し、ケーヨーD2の駐輪場でチェックすると、確かにオイルゲージに着いていない。
とりあえずG1を1缶買って入れてみると、400cc程度は入った感じ。 でもメカノイズの大きさはあまり変わらない。 とりあえずこれでだましだまし帰ることにしよう。
浜松まつりで中田島で凧揚げをやっていた。
浜松バイパスを走っていたら、さっきの2人組がコンビニから出てきた。 天竜川橋でパスして先行したのだが、なぜかインターナビが「小夜の中山」から県道381号に誘導するので行ってみた。 どうせ藤枝バイパスは原付走れないし。 交通量が少ないので走ってても楽しい。
ところがR1旧道に入るところで信号待ちしてたら、さっきの2人組が先に行ってしまった。 インターナビはバイクのすり抜けは計算に入れないからね。
その後もしばらく2人組の後ろを走っていたが、彼らがスタンドに入ってしまったのでそれきりになった。
その後も静清バイパスの高架下を延々走る苦行をこなし、興津からR52へ。 インターナビはこのルートが好きだね。
東名の高架を抜けてすぐの7-11で遅すぎる昼飯。 アリナミンVを購入するが、まだ飲まずに持っておく。
インターナビの言うとおり、確かにR52は空いていた。 新東名の新清水I.C.より北側では、反対車線が数kmも繋がっていたけれど、こちらの車線は問題なし。
特に新万沢橋を渡って入る県道10号はハイペースで流れる最高の道だった。 R52はクルマに付いてダラダラ走るので眠くなることが多いのだが、10号は目が覚める。
その後、R300から県道9号で市川大門へ。 R140豊富のエッソで最後の給油。 アリナミンVも飲んでおく。
インターナビはここから奥多摩経由で帰れという。 あんまり気が進まないが、ここまで概ね良い結果が出ているので従ってみる。
R411塩山バイパスを上っていよいよ柳沢峠への上りというところで、ヘッドランプが切れていることに気がついた。 あと100kmというところだし、今から交換するためにカー用品店探すのも面倒なので、なるべくクルマの後ろに付いて走る。
夜の柳沢峠はまだ寒かった。 途中でキチガイみたいに飛ばすアトレーバン(先行車の後ろに付くと、煽りまくって道を譲らせる)がいたので、離されないようになんとか食らいついて走った。
おかげで21:11に帰宅することができたが、めちゃくちゃ疲れた。
こうして8泊9日の山陰ツーリングは幕を閉じた。 行かせてくれた嫁には感謝したい。
雨に祟られた部分もあったが、2年前にくらべればマシだと思う。 スケジュールの関係で割愛したスポットもあるが、心残りがあった方が「また行きたい」と思えるから、それもまた良しと考えている。
総括についてはこちらを参照いただきたい。
本日の走行距離 444.3km
Google Earth用KMZファイル(志摩市~自宅) → 20140504.kmz