三菱自、「日産と併売する軽は水島で生産」

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三菱自動車、ゴーン発言受け「日産と併売する軽自動車の生産は継続」 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

田畑常務は「日産とはNMKVという(軽の)企画、開発を担当する会社を2011年に折半出資でつくっている。NMKVが企画、開発して三菱で生産している車が2車種あるが、三菱の基本的な見解としてはNMKVで企画、開発し、そして日産と三菱で販売している軽については(三菱の)水島工場で生産するという相互了解のもとでスタートしている」と説明。
 
その上で「そういうことが継続されていくと理解しているので、それに何らかの変更があって(収益に)インパクトを与えるということはないと考えている」と述べた。
 
田畑常務の今回の発言は、NMKVで企画、開発し両社で併売するモデルの生産は三菱が担当するというスキームは維持されるものの、日産が単独で販売する軽自動車であれば、日産が自社生産する可能性があることを示唆したものとみられる。

三菱自としてはそう言うしかないんですが、販売台数でいうと日産の方が2.5倍も多いです。

元々の開発部隊は三菱自が中心とはいえ、どちらに発言力(決定権)があるかというと微妙なところです。

パワートレインやプラットホームの知財は折半で、三菱自にもロイヤリティが入るとしても、それを利用して日産が独自開発した軽を九州日産辺りで作るのを止める手段はないでしょうね。
まさに「軒先貸して母屋を取られる」図式です。