【ミニレビュー】初めて“ハイレゾ対応スピーカー”を導入。約2万円のソニー「SS-CS5」で音が段違いに - AV Watch
ボリュームを落としているときは、高域の伸びのよさは感じたものの、中低音の力強さはあまり感じなかった。ただし、それぞれの楽器が刻む音がハッキリ聞こえるなど、解像感の高さは感じられた。そしてボリュームを上げていくと、低音もある程度聞こえてくる。曲によっては、高音の伸びが強いため、低音が負けているように感じる部分もあった。ただし、このあたりはスピーカーケーブルを変えるなどのチューニングや、スピーカーをもっと固く共振しない場所に設置するといったセッティングなどで変わりそうだ。
ポップスやロック、洋楽邦楽いろいろと聞いてみたが、一定以上のボリュームにすると、低音域はバスドラムの刻む音やベースの音色などもしっかりと味わうことができた。東京スカパラダイスオーケストラの管楽器の伸びの良い気持ちよさの中に、ソニーらしさも感じた。また、Superflyのロック調の曲では低音とボーカルの声の響きの良さが味わえた。面白かったのが、80年代アイドルのハイレゾ音源。最近ではあまり聴かないタイプのベースの旋律やチョッピングなどがしっかりと聴こえ、20~30年前にカセットテープ&ウォークマン、CDミニコンポで聴いていたときには、たぶん聴こえていなかったような音が拾え、思わずニヤニヤしてしまうこともあった。
小型ブックシェルフ型スピーカーは、ボリュームを絞ると聞こえない音域が出ることが多いですね。 全ての音域でリニアに下がってくれるといいんですが。
それにこのスピーカー、結構大きいです。 外形寸法(幅×高さ×奥行):178×335×220mm、質量:約4.5kg ということで、LS-K711よりもさらに一回り大きいことになります。 テレビ用にはちょっと向いてないですね。
それでもペアで最安1万7千円を切るというのは安いですね。 ハイレゾ云々には期待していませんが、一度聴いてみたいものです。