シェフラー、2020年に売上の約3分の2を日系自動車メーカーが占める

シェフラー、日本拠点拡大へ…日系メーカーとのグローバル協業目指す | レスポンス

独サプライヤー大手のシェフラーは10月29日、都内で記者会見を開催し、日本国内の研究開発拠点を移転・拡張することを発表した。また、アジア太平洋地域最高技術責任者(CTO)を新設し、日本を拠点として活動する。
 
現在神奈川県横浜市にある研究開発拠点を、同市内で移転し、現在の約2000平方メートルから順次拡張する。2015年5月時点で約4700平方メートル、2020年までには6000平方メートルへの拡張を予定する。従業員数についても現在の約270人から、2020年までに450~500名規模へと拡大する。
 
また、栃木県宇都宮市内にホンダとのパートナーシップ強化を目的とした新たな拠点の開設も行う。

日本のサプライヤーも大変ですな。

ZF傘下のザックス、電制サスを二輪のトレンドに…フルアクティブサスも開発中 | レスポンス

ザックスは、2001年から世界122か所に生産拠点を持ち、7万5000人の従業員を抱える、ドイツの自動車関連部品サプライヤーの「ZFフリードリヒスハーフェン」グループに加わり、ZFの傘下として新たな発展を見せている。
 
そんなザックスが近年、牽引しているトレンドが、セミアクティブサスペンションだ。「CDC(コンティニュアス・ダンピング・コントロール=減衰力連続可変制御)」と名付けられた電子制御サスペンションは、加速度センサーもしくはストロークセンサーから前後サスの動きを検知、さらに、車輌の加速度や速度、ブレーキ液圧などから最適の減衰力を算出し、減衰力を1000分の1秒単位で制御する。
 
四輪車の分野では、2009年以降、プレミアム車に投入され始め、2014年型の『シビックツアラー』には普及型の後輪一軸CDCを装着し、ベーシックカーへ普及。そして、2013年以降はモーターサイクルへの採用も増え、BMW『HP4』(『S1000RR』ベースのスーパースポーツモデル)を皮切りに、ドゥカティ『ムルティストラーダ1200S』、BMW『R1200GS』、『S1000R』、アプリリア『カポノルド1200』と採用が進んでいる。

アクティブサスは今後ものすごく伸びるでしょうね。

ショーワ中間決算、二輪・四輪ともに不振で減収減益 | レスポンス

売上は、二輪車用製品、四輪車用製品およびステアリング製品の販売不振により減少。また、利益については、売上変動構成変化、労務費および研究開発費の増加などにより、大幅な減少となった。なお四半期純利益は、前年度にリコール費用として特別損失27億円を計上していたため、四半期純利益は大幅増となっている。
 
通期業績見通しは、二輪車および四輪車用製品の販売減少を織り込み下方修正。売上高は2680億円(-30億円)、営業利益は178億円(-12億円)、経営利益は190億円(-10億円)、当期純利益は93億円(-11億円)とした。

頑張れ、ショーワ!