みずほ情報総研は、2014年10月20日月曜日~10月23日木曜日の期間、東京電力管内の20歳以上の男女(約1,000名)を対象に「節電に対する生活者の行動・意識に関する調査」を実施し、東日本大震災以降の生活者の節電行動の実態について、調査結果をレポートとしてまとめた。(中略)
それによると、4人に3人が「世間の節電ムードの希薄化」を実感しているということがわかった。「世間の節電意識は薄れつつある」と答えた人は77%、「電力不足は深刻な状況」であると考えている人は、震災直後の91%(2011年6月実施調査)から、69%まで減少している。
生活者の節電行動について、エアコンと照明は震災前よりも高い水準を維持しているものの減少傾向にある。さらに、冷蔵庫とテレビに対する節電行動は、震災前水準まで下落している。また、電気代を知っている人は、知らない人と比較し、約10~25%程度、節電行動率が高いということがわかった。
一番簡単なのは、電気代をいま以上に上げればいいんだよ。