新型「プリウス」の燃費40km/l、TNGAハイブリッドだけでは届かない (MONOist) - Yahoo!ニュース
現行の3代目プリウスは、装備を省いて車両重量を1310kgまで軽くした「Lグレード」のJC08モード燃費が32.6km/l。他グレードのJC08モード燃費は30.4km/lに留まる。もしLグレードのJC08モード燃費を15%向上しても37.5km/lで40km/lには届かない。(中略)
つまりJC08モード燃費40km/l以上の達成には車両重量の軽量化が必須になる。ではどこまで車両重量を減らせばいいのか。最低でも115kg減の1195kgまで減らさなければならない。3代目プリウスのLグレードは、JC08モード燃費の重量区分で1196~1310kgの枠に入っている。これを、さらに1つ下の重量区分である1081~1195kgにできれば、JC08モード燃費を計測する際の負荷を減らせる。
重量区分1196~1310kgの平成27年度燃費基準が17.2km/lであるのに対して、重量区分1081~1195kgの平成27年度燃費基準は18.7km/l。新開発のハイブリッドシステムの搭載により、重量区分1196~1310kgで37.5km/lに達した新型プリウスを、重量区分1081~1195kgで燃費計測すれば、単純計算で37.5×18.7÷17.2=40.7km/lになり、40km/l以上を達成できる。
パワートレインだけで15%以上の燃費向上は難しくないと思います。 軽量化は大変ですが、アクアで1,080kgを達成出来たのだから、不可能ではないでしょう。 ただ全グレードという訳にはいかないでしょうね。
個人的には「燃費レーサー」はアクアに譲って、プリウスは「欧州でも戦えるハイブリッド」を目指してほしいです。