読者の方からメールを頂いた。数年前から交流ある方で、別府で社会的な信用のある仕事をしてます。現在、自分用にレクサスGS450hとBRZ。奥方用にレヴォーグ乗ってる。相当のクルマ好きですワな。虫がうずいてGS450hとキャラ被るレジェンドを大分まで見に行ったそうな。
すると現車無し。ということは想定範囲だっとか。そこで「カタログありますか?」と聞いたら、予約制で一ヶ月かかるといわれ、住所連絡先記入して帰ってきたとか。別府からわざわざ大分の本店までレクサス乗っていった客なのに。「売る気あるのですかね?」と怒ってます。
「別府からわざわざ大分の本店まで」ということですが、別府と大分市って距離的には15kmくらいで、そんな恩着せがましく言うほどの距離でもないような。
続きます。
そして昨日、ホンダは止めればいいのに、辛抱たまらずメディアで評価の高いS660を見に行ってきたという。ここから話は一段と酷くなる。以下、メールの内容です。
「電話して実車ある店頭にBRZで出向き、試乗車あったので試乗お願いすると人気車ですので平日の試乗のみです。といわれました。土日しか休みのない人はどうしたらいいのですか? と聞いたら休みを取ってください。との返答。その日は誰も客おらず少し乗れればいいですといってもダメの一点張りでした」。
続けて「冷やかしでないような客にこのような対応で、臨機応変な接客もできず、高級外車でももう少し融通効きます。全国的かわかりませんがご報告だけさせていただきます。ホンダ、大丈夫でしょうか?」。
ということなんですが、S660のディーラー試乗はかなり混み合っているようです。
試乗希望殺到! ホンダ「S660」のうれしい誤算:PRESIDENT Online - プレジデント
「これほど試乗希望者が多いと思いませんでした。特に土日は事前に予約をいただかないと、試乗することは難しくなっています。平日でも数時間待っていただくことがあります。こんなことは今まで経験したことがありません」
こう話すのは都内のホンダカーズ関係者だ。ホンダは4月2日、軽自動車のスポーツカー「S660」を発売、その試乗目当てに毎日多くのお客がやってくるそうだ。そして、見せてくれたスケジュール表には30分ごとに区切られたマス目にびっしりと試乗希望者の名前が書かれていた。そのため、クルマを見るのにも予約が必要な状態で、筆者が平日に訪れたときには「4時間後ならクルマをじっくり見ることができる」とのことだった。
ホンダの全販売店がそんな状況かというと、そうではない。実はS660は生産台数が1日40台と少ないため、一部の販売店にしか配車されていないのだ。それも1台だけ。そのため、S660がある販売店に試乗希望者が殺到し、クルマをなかなか見ることさえできなくなっているわけだ。
実際に別府の方とディーラーがどのようなやり取りをしたのかは当事者でないと分かりませんが、店頭に来る前に自前に電話したということですから、ディーラー側が状況をきちんと伝えていなかった可能性はありますね。
でも「高級外車」ディーラー「だからこそ」融通が効くのだと思いますよ。
行間を読めば解る通り、ホンダに限らずディーラーの姿勢について書いている。マツダも同じ。行間読めない人のため、もう2~3のメーカーを紹介しておけばよかったか? いずれにしろムカシからトヨタのディーラー対応は良く、ホンダ良くないと言われてきた。その流れ、今でも変わらないと思う。
ホンダの開発陣も解っており、だからこそ商品の魅力を追求してきた。ディーラーが良くなくたって指名買いさせようということです。ホンダだけに限らない。リーフの販売台数伸びないのもディーラーがキッチリと説明できないから。レクサスだってトヨタほどの販売力無く、クルマに魅力無いと売れず。
ただ「別府で社会的な信用のある仕事を」されているからといって、予約もしていないのに優先的な扱いを要求するというのであれば、ちょっとどうかと思いますが。
本当にそういう人なら、「社会的な信用」を傷つけるようなことはしないと思いますし。
お客様は神様とはいえ、ディーラーも大変ですね。